ハプニング ページ34
私の周りにいたB組の人は、拳藤、塩崎、鉄哲だ。
名前を知っている人でよかったと思ったけれどおかしいことがある。
「ねえ、何で３人しかいないの」
ちょうど私の前にいた拳藤に聞いてみると苦笑いを浮かべてから答えてくれた。
「ああそれは...
もう一人が物間なんだけどさっきので気絶しちゃってから起き上がらないんだよね
迷惑かけてごめんな」
そういうことか。
「別に迷惑とか思ってない」
そう返して私は黙るにした。喋ろうとは思わないから。
「よろしくね」
麗日がいつもの麗かな笑顔で挨拶をしている。
コミュニケーションは麗日に任せておけば問題ないだろう。
砂藤が「よろしくな」と鉄哲に声をかけて「おう」と言われているのを横目で見ながら、
私は少し後ろに下がった。
なぜなら、峰田の頭のやつが大量にこっちに飛んできていたから。
...峰田のグループは先に怪我人役をするから連れていかれたって八百万が言っていたような。
そんなことを思い出しながら私は後ろに大きく回避をする。
頭のやつは私の動きを見てから気がついた拳藤の背中、塩崎の左腕、鉄哲の右足、
それから轟の肩、麗日、砂藤、八百万の手首にくっついている。
いきなり来たから、ガードしてしまってくっついたんだろう。
轟だけなんでそこについているかわからないけれど。
気付いた時点でみんな避け始めたから地面に一番くっついている。
しかし、そのせいで私たちの周りに足の踏み場がなくなり着地したところで捕まっていた。
私は少し後ろにいたから簡単に避けられたのだけれど。
そして、歩いてきた人物を見て謎がとけた。
「何やってんの、物間」
紫の物体に捕まらないように前に出て声をかける。
すると物間は「ちょっと試したくて」と気まずそうに言う。
「目が覚めてこっちに歩いてくるときに、この“個性”のヤツとぶつかったんだよ
それで、ちょっと使ってみようと思ったらこうなったってわけ」
物間はハァとため息をついた。...なんか怪しい。
けれど、問い詰めるのも面倒だ。
「ふーん、事情はわかったから早く解放してあげなよ
それさわっても大丈夫なの君と峰田くらいでしょ」
解放するように促し、戻ろうと少し歩いたところで物間の呟く声が聞こえた。
「使おうとしたら峰田の髪型になってパニックになっていた、なんて絶対言えない」
※物間くんの“個性”でこんなことを出来るかどうかはわかりません。
つまり、捏造です。ですから、あまり深く考えないでいただけるとありがたいです。
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鈴蘭(プロフ) - フユキさん» 大丈夫です！普通にかっこいいですし、謝るほどでもないですよ。描いてくださっただけで嬉しいです。 (2018年8月23日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - 鈴蘭さん» 完全に戦闘シーン描きたくてかけなかったやつです…あとpixivスケッチというやつで描いたので解像度すごく低いです。すいません！ (2018年8月23日 22時) (レス) id: e79ac6a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - フユキさん» うわぁ、ありがとうございます！イメ画なんてもらったの初めてで、とても嬉しいです。本当にありがとうございます！！ (2018年8月23日 22時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - イメ画勝手に描いてしまいました…。良かったらどうぞ。イメージと違ったらすみません。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: e79ac6a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/5/a/a5af04a97252e4243ddecd53cdadb1c8.jpeg (2018年8月23日 22時) (レス) id: e79ac6a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年8月12日 11時
