転生191 ページ49
私は微笑みを浮かべたまま、足と腕の筋力を減らしていく。
軽いストレッチを行っていると、近くにいた人が個性を発動して私を捕らえようとする。
彼は腕を伸ばす個性なのかな？
「敵の目の前でのんびりストレッチとは生意気な１年だなァ!!」
そんなことを叫びながら私にボールをぶつけようとするけど...
「そんな単純な動きじゃダメですよ？」
笑いながらスッと腕を避けあの人から倒すことを決める。
相手の顔色を伺うと、何故か笑みを浮かべていた。
なんでこの状況で笑っていられるんだ？
嫌な予感がして周りを見回すと、さっき避けた腕が変な方向に曲がってこちらに向かってきた。
あの笑みはこういうことか。
笑みの理由が分かったことで頭が少しスッキリした。
単純だと思ってたけど、結構考えてたんだなぁ...
甘く見すぎてたかも。反省しておこう。
そう考えながら相手の動きを止める。ついでに周りの人の時間も止めておこう。
そして、先輩の手からボールを取り上げ、先輩のターゲットに当てる。
他のボールも取って周りの人にもターゲットを当てておく。
派手な戦闘は無かったけど、戦闘はまだあるしまぁいっか。
離れてから時間停止を解除すると、私の周りにいた人たちがザワザワし始める。
私の周りにいた人は一応全員失格にしたから、突然失格になってびっくりしてるんだろうなぁ。
なんてのんきなことを考えているとターゲットが３つとも光った。
『通過者は控室へ移動してください 出来るだけ早く』
ピピッと音がして催促の声が聞こえる。
簡単な造りに見えるけど、通信ができるなんて結構複雑な造りなんだろう。
ターゲットの構造に感心しながら控室に向かって歩いていると、控室の前で轟くんに会った。
「あ... 轟くんも終わったんだね」
気付いて声をかけると、轟くんも私に気づいた。
「ああ 星屋も終わったんだな」
一緒に部屋の中に入ると、中にはもう５０人近くがいた。
けっこう人がいる。のんびりしてたししょうがないか。
いすに座ろうと、轟くんに声をかけようとすると夜嵐くんの声が聞こえてきた。
「マジっスか!?自分もスタンプマン好きっスよ!!
彼は熱いヒーローっス!!」
少し気になってそちらを見ていると轟くんはもういすに座るところだった。
私も隣に腰掛けようとすると、夜嵐くんがこちら＿＿轟くんを睨んだような気がした。
轟くんはなんでか分からないみたいだけど、何があったんだろう？
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鈴蘭(プロフ) - 昨夜さん» 面白いと言ってくださってありがとうございます!!更新頑張らせていただきますね！ (2018年3月25日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
昨夜 - 面白いいいいいいいいいいいいいいいです！！！！！！更新頑張ってください (2018年3月25日 11時) (レス) id: d6c065b977 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - ミリアさん» この作品を気に入ってくださりありがとうございます。読んでみたい作品の方は、書いてみたいと思うものがあったので余裕ができたら書いてみます。これからもよろしくお願いします (2018年3月18日 18時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か転生か雲雀の姉か妹か娘がワールドトリガーかヒロアカかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2018年3月16日 23時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年1月24日 20時
