転生174 ページ32
かっちゃんと入り口で分かれ、私は必殺技の調整をすることにした。
アイテムの眼鏡をつけた状態での戦闘にも慣れないといけない。
武器を持って戦う人いないかなぁ？
キョロキョロしていると、百ちゃんが近づいてきた。
「どうされましたの？」
百ちゃんは私がキョロキョロしているのが目に入ったから話を聞きに来てくれたそうだ。
自分の必殺技の考案とかで忙しいのに、優しいなぁ！
私は百ちゃんの厚意に感謝しながら、事情を説明する。
すると、百ちゃんが目を輝かせながら私の肩を掴んだ。
「Aさん!!私と戦うのはどうでしょうか！
私なら武器も作れますし、私の訓練にもなりますし、一石二鳥ですわ」
「相澤先生の許可をとればやってもいいでしょうし」
笑顔で百ちゃんはそう提案してくれた。
それを断る理由なんてないよね？
「それいいね！
やろっか百ちゃん 手加減は無しだよ？」
挑発するように言葉を投げ掛けると、百ちゃんはクスッと笑った。
「望むところですわ
私も手加減はいたしませんよ！」
相澤先生の許可をとり、私と百ちゃんの対人戦が始まった。
最初に百ちゃんが武器を創造で作ってから試合はスタートする。
最初に百ちゃんが作ったのは剣と盾だ。
シンプルなものから作ってくれるのは百ちゃんの気遣いだろうか？
小さな気遣いに気付き、頬に笑みが浮かぶ。
百ちゃんは私の笑みをどう捉えたのか、少しむすっとしながら突っ込んできた。
余裕の笑顔だと思ったのかな？でも、単純に突っ込んでくるなんてよくないなぁ
今度は余裕の笑みを浮かべて、百ちゃんの背後に回る。
そして、そのまま百ちゃんを蹴ろうとした。
すると、百ちゃんが素早く振り返った。...あれはフェイクか。
心の中で舌打ちをしながら足を剣の方に向けて、そのまま蹴り飛ばす。
百ちゃんにとって私が対応してきたのは予想外だったらしく、驚きの表情が浮かぶ。
私は片足で着地すると、すぐに体勢を立て直すために下がる。
その間にまた剣を作られたけど、しょうがない。
「さすがですわね 不意をついたつもりでしたのに」
「反射神経には自信があるからねっ」
百ちゃんの言葉にそう返し、今度は私が突っ込む。
百ちゃんは警戒して、盾をかまえ攻撃を防ごうとする。
けど、その選択は私を相手にする上でやってはいけないことだ。
なぜなら、今の私は眼鏡をつけているから。
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鈴蘭(プロフ) - 昨夜さん» 面白いと言ってくださってありがとうございます!!更新頑張らせていただきますね！ (2018年3月25日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
昨夜 - 面白いいいいいいいいいいいいいいいです！！！！！！更新頑張ってください (2018年3月25日 11時) (レス) id: d6c065b977 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - ミリアさん» この作品を気に入ってくださりありがとうございます。読んでみたい作品の方は、書いてみたいと思うものがあったので余裕ができたら書いてみます。これからもよろしくお願いします (2018年3月18日 18時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か転生か雲雀の姉か妹か娘がワールドトリガーかヒロアカかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2018年3月16日 23時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年1月24日 20時
