転生83 ページ37
確かに、午後一でガンヘッドさんと一緒にパトロール行かないと
いけないからもうお昼にしたほうがいいかもしれない。
そう考えた私は、相手をしてくださった人はもちろん、
講評をいただいた人にもお礼を言ってその場を後にした。
私たちが利用させてもらっている控室に戻りお昼ご飯を取り始める。
すると、不意にお茶子ちゃんが呟いた。
「そういえば、デクくんはどこにいったんやろ」
小さい声だったけど聞こえちゃったから答えてあげたほうがいいのかな？
「えっと、いずはねー、グラントリノって人のとこに行ったみたいだよ
なんか、遅れて指名が来てたんだって」
そういうとお茶子ちゃんは顔を赤くして私のほうを向いた。
「私、声に出てた...？」
恥ずかしそうに聞いてくるお茶子ちゃんを見ながら軽く頷く。
その様子を見たお茶子ちゃんは赤かった顔を赤くして机に突っ伏して小声で呟き始めた。
小声で言ってるってことはあまり触れないほうがいいのかな？と判断し、
私は黙って母さんの作ったお手製のお弁当を食べていた。
お昼ご飯も食べ終わりガンヘッドさんについてパトロールに出る。
その時にお茶子ちゃんに「お昼の時はごめんね」と謝られたりしたけど
昨日と同じで問題も起きることなく二日目を終えることができた。
こんな風に大きな問題が起こらずにみんなの職場体験が終わるといいなぁ
そう思ってたけどどうやらそれは無理のようだ。
それに気づいたのは職場体験三日目の朝、父さんから来ていたメールを見た時だ。
『今日、次のヒーローをやる。』
このメールはステインさんと父さんが動くことを言っている。
もしステインさんが動くことになったら、死柄木さんはそれを妨害する為何かするかもしれない。
一応、保須に行く可能性があるＡ組の人には連絡しとくか。
ステインさんがヒーロー殺しとして動くのは日が落ち始めてからだから、
その時間帯に保須にいる可能性がある人に軽く警告しとこう。
確か、保須にいると思われるのは、保須のヒーロー事務所にいる飯田くんと
警戒のために最近保須にパトロールに行っているエンデヴァー事務所に行った轟くんかな。
そこで二人にヒーロー殺しに気を付けてという趣旨のメールを送る。
轟くんからは『わかった』という短い返信が、飯田くんからは『警戒しておくよ』という内容の
返信が来た。そういえば飯田くんのお兄さんはヒーロー殺しの被害者なんだっけ
復讐とか考えてないといいけど
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鈴蘭(プロフ) - 庵さん» 相澤先生の台詞ですよね？ちゃんと書き直したつもりだったんですけど、すいませんでした。教えてくださってありがとうございます。 (2018年3月7日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - ヘラヘラじゃなくてシラフですヨ。 (2018年3月6日 20時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 真昼さん» はじめまして！発目さん好きなのに間違えていたなんて... 教えてくださりありがとうございます！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 始めましてこんにちは。初目じゃなくて、発目ですよー。 (2017年10月22日 1時) (レス) id: da1503dd90 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 神崎舞さん» 教えてくださってありがとうございます！修正しておきます。 (2017年10月20日 20時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2017年9月6日 21時
