転生76 ページ30
「死柄木さん、おはようございます
時間指定もしないで呼び出すなんて、どうかしたんですか？」
私の問いかけに死柄木さんは振り向いて応える。
「あぁ、お前に言いたいことがある。A、お前は保須に近付くな」
父さんと同じことを言われた。
死柄木さんの言ったことは正直、予想外だった。それは黒霧さんも同じようで驚いている。
モニターの向こうの先生はどう思ってるんだろう？
それより、死柄木さんがこんなことを言うなんておかしいなぁ。
私の知ってる死柄木さんと違うような気がするな〜
思ったことを死柄木さんに伝えると
「ただ、お前が保須にいると色々やりづらいと思っただけだ。他に意味なんてない」
素っ気なく返された。何回会話をしても、死柄木さんは掴めない。
改めて思ったけど、父さんたちも死柄木さんも動くなんて危なくないか保須。
思わず呟くと黒霧さんが尋ねてくる
「死柄木さんもってことは、ヒーロー殺しも保須で活動していることを知ってるんですか？」
それに軽く頷き肯定する。 隠すことでもない。
「昨日父さんが帰ってきて言ってたんですよ
死柄木さんたちと接触したって聞きました」
昨日の様子を死柄木さんたち目線でも聞いてみたくて言ってみる。
私の声を聞いた死柄木さんは顔を歪めながら喋ってくれた。
「あいつと俺は合わないんだよ "最も嫌悪する人種"とか言ってきたしな
傷が癒えてきたところに傷をつけてくるしさぁ
あんなイカれた奴がパーティーメンバーなんて嫌だね」
掌ごしで表情はよく見えないけど、凄く嫌そうな顔をしてるのが分かる。
そんなに嫌なのか....？そういえば、ステインさんに殺されかけたんだっけ
黒霧さんは「交渉は成立しました」と言っている。
それだけ聞ければもういっか、そう思った私は死柄木さんに「気を付けてくださいね」と
声をかけて黒霧さんのワープゲートを通りいつもの河原に戻った。
「黒霧さん、何をするのかは知りませんけど、仕事でなら協力できるので
頼ってくださいね！」
そう声をかけると黒霧さんは「ありがとうございます、Aさん」と言って戻っていった。
さぁ、私も戻ってA組の皆にきている指名をまとめようかな！
そのあと昼過ぎくらいに家に戻ると父さんはもういなかった。
リビングのテーブルに仕事してくると書いてあったから保須に戻ったのかな？
残念がってる母さんを横目で見ながら昼食を食べ自室に籠る。
プライベートのパソコンで必要な資料を集めていく。
...指名の量、多くないですか??
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鈴蘭(プロフ) - 庵さん» 相澤先生の台詞ですよね？ちゃんと書き直したつもりだったんですけど、すいませんでした。教えてくださってありがとうございます。 (2018年3月7日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - ヘラヘラじゃなくてシラフですヨ。 (2018年3月6日 20時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 真昼さん» はじめまして！発目さん好きなのに間違えていたなんて... 教えてくださりありがとうございます！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 始めましてこんにちは。初目じゃなくて、発目ですよー。 (2017年10月22日 1時) (レス) id: da1503dd90 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 神崎舞さん» 教えてくださってありがとうございます！修正しておきます。 (2017年10月20日 20時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2017年9月6日 21時
