転生75 ページ29
「死柄木と言うやつと接触があった」
その言葉を聞いて、驚いてしまう。父さんと接触したと言うことは
ステインさんとも接触したんだろうか？
父さんに問いかけると「そうだ」と返し、話し始める。
「黒いモヤのやつに話しかけられてな、そのままそいつらのアジトに行った」
黒いモヤ..黒霧さんのことか。話の先が気になるので先を促す。
「そこで死柄木に会った。強い信念を持っているようだったよ
ステインさんも殺しかけたがやめていた」
死柄木さんに強い信念があることは知っている。
それがどうかしたんだろうか？
「ステインさんが死柄木を殺すのをやめ、保須に戻ろうとしたとき言われたんだ。
お前の娘にお前のことを教えたのは俺だってな」
死柄木さん、何で余計なこというかなぁ？別に問題はないけど。
それより父さんたちは保須で粛清をしてるんだ。近づきたくないなぁ。
「それでA、お前は死柄木とどんな関係なんだ？」
質問する父さんの眼は疑うようなものじゃなく心配するものだった。
その眼に促されるように私は事情を軽く話す。
父さんは驚いているようだ。
「そうか...。A、お前は保須に近づかない方がいい。
死柄木たちも何かするみたいだったし、心配だから。約束してくれるよな？」
父さんの顔は真剣そのものだったので頷く。まぁ、私も近づきたくなかったし。
私の様子を見て安心したのか、もう部屋に戻っていいと言われたので
おとなしく部屋に戻った。いつもは緩い父さんだけど今日は真剣だったなぁ。
それだけ粛清が大事なんだろうか？ステインさんと粛清を始めたきっかけってなんだったんだろう？
自分の父親なのにわかんないことだらけだ。
まぁ、これから知っていけばいいしいっか。
そう頭を切り替えて残っていた依頼を終わらせていった。
翌日、私は早めに起きて支度をする。
これも死柄木さんが時間指定をしなかったせいだ。
ホント、時間指定くらいはしてほしいよね！そんなことを考えながら手を動かす。
母さんが準備してくれた朝食を食べ家を出る。今の時刻は8:00ピッタリだ。
20分ほどかけて河原に行くと黒霧さんがもういて驚いた。
「黒霧さーん！お待たせしてしまい申し訳ありません」
少し大きめの声で呼び掛けると軽く微笑見ながら言う。
「大丈夫ですよ。死柄木弔も待っています、行きましょうか」
黒霧さんを通り、いつものバーに着く。カウンター席には死柄木さんが座っていた。
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鈴蘭(プロフ) - 庵さん» 相澤先生の台詞ですよね？ちゃんと書き直したつもりだったんですけど、すいませんでした。教えてくださってありがとうございます。 (2018年3月7日 23時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - ヘラヘラじゃなくてシラフですヨ。 (2018年3月6日 20時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 真昼さん» はじめまして！発目さん好きなのに間違えていたなんて... 教えてくださりありがとうございます！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 始めましてこんにちは。初目じゃなくて、発目ですよー。 (2017年10月22日 1時) (レス) id: da1503dd90 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 神崎舞さん» 教えてくださってありがとうございます！修正しておきます。 (2017年10月20日 20時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2017年9月6日 21時
