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4限目・自宅ワーカー ページ5

唯月「おはよ。」



席に着くと唯月に声をかけられる。



「おはよ、唯月。」



唯月「珍しいじゃん。遅刻しずに来るなんて。」



「私、真面目だからさ。」



と言えば、
真面目は学校サボんねーよと鼻で笑われる。



ふと、後ろのドアに出来ていた人だかりを見ると視線に気づいた涼音が



涼音「壊れて開かないらしいよ。
…って興味無いかw」



涼音の言葉に「まーね」と言ってヘッドフォンを付ける。



すぐに先生が来てSHRが始まったらしいが、



…聞く気はゼロ。



遅刻してきた隼人達に蹴られてドアにぶつかる先生をみて

痛そー。

なんて心にもないこと思っていると、



パコ。



光多「百合亜いんじゃーん!」



光多にヘッドフォンとられた。



「返して。」



光多「百合亜もハイタッチ!うぇー…「しないから。」



賢「どうしたの今日は?計算間違えて日数足んないから来たの?」



「なわけ。」



わちゃわちゃと絡んでくる。



今更音楽を聞く気にもなれず返してもらったヘッドフォンを首にかけ、



「社長出勤ご苦労様です。」



と隼人に声をかければ



「自宅警備員に言われたくねーよ。」




確かに。



…でも



「自宅ワーカーって言って貰える?」

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作者名:香月華月 | 作成日時:2019年1月22日 0時

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