【呪術廻戦】ク ズ は 褒 め 言 葉 。【男主】

クズ8 ページ9

(すいません時系列歪ませます)
．




あったかい。
まるで布団の中に居るみたいな…




『…いや、暖かい超して暑いな』


…どうやら、本当に布団の中に居たらしい。
布団にずっといると暑くなるものだ。


目をパチリと開けば真っ白な天井。
周りの物見る限り治療室か？初めて来た。



生憎今まで怪我する程の負けをした事がないからな。



『…あれ、そう言えばクソ呪霊は？』



気持ち悪ぃ呪霊と戦って領域展開して、そんで…



その後の事が思い出せずに頭を悩ませていると、扉がゆっくりと開いた。



『…家入先生』



｢…！起きたのか、人騒がせ｣



人騒がせ？

起きて言われた言葉が人騒がせなんて酷くないか？
別に迷惑なんか掛けて…




｢3級祓う任務にしては遅いと思ってな、伏黒に様子を見に行って貰ったんだ。帰って来たと思ったら伏黒が全身傷だらけの君を背負って来たんだぞ？｣



｢全身打撲に骨折。オマケに頭の激しい損傷と来た。全く、人騒がせもいい所だ｣



まぁそれは確かに、人騒がせかも、しれない…
思わず家入先生に目を逸らせば、逸らすなと少し睨まれた。冷や汗が垂れる。



どうやら1週間近く目覚めなかったらしい。



傷自体は反転術式で家入先生が治してくれた。
だが、頭の損傷に対する治り具合は本人の気持ち次第らしい。

最速なら1日で治るらしい。




｢…ま、大丈夫そうだな。あと、覚悟しとけよ｣




覚悟？
しなきゃいけない理由が分からない。


キョトンとしている俺を見て、くすりと笑った家入先生は何処かに行ってしまった。

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