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クズ4 ページ4






「____」



「__知、後でマジビンタ」



「マ、マジビンタ…!?」




先生に教えて貰った場所へ行けば、伊地知さんと先生が何か話していた。
マジビンタって。伊地知さん何やらかしたの?


…いや、先生が理不尽に怒ったんだろうな。




『先生』



「お、来たんだね。丁度いいからAも聞いてよ」



そう言われたから壁に寄りかかり話を聞く。
しょうもない話だったらぶっ飛ばそう。



「教師なんて柄じゃない。そんな僕がなんで高専で教鞭を取っているか、聞いて?」



「何でですか…」



あー、しょうもなくはないけど、別に聞かなくてもいいか。
多分先生の夢についてとかだろ。


興味はあるにはあるけど、それより女が大事。
今日はどの女に飯食わせて貰おうかな。


バキバキのスマホを手に取り、片っ端の女のメールを見る。
…今日は__



「ちょっと、A聞いてなかったでしょー」



『あ?あぁ、今日の晩飯について考えてた。下手したら死活問題だろ?俺料理出来ないし』



「あ、あはは…」



伊地知さんに乾いた笑いを向けられる。
しょうがないだろ、俺には無理なんだよ。


それで自己中心的とかクズとか言われたとしてもお礼を述べる。褒めてくれてありがとう、ってな。



「ちょっと君達。もう始めるけど、そこで見てるつもりか?…って、A?」



『家入先生。さしぶり。…です、!?』



前に後輩に敬語を使えとドヤしたが、俺は敬語が苦手だ。どう使えば分からない。

目上の人に使うのは分かるけど、ですますが変形したり、よく分からない。



分かろうともしてないから上達しないんだろうな。



なんて思うのもつかの間、家入先生の後ろに居た虎杖の死体が動き出した。

さっきまで心臓んとこパックリ逝ってたよな?




「おお、フルチンじゃん!」




『ぶっはwwwww』



生き返って一言目がフルチン?
面白すぎるだろ、虎杖。

俺下ネタ弱いから辞めてくれ。


俺が腹抱えて笑ってる隙に先生と虎杖がハイタッチしていた。青春感ある。



「聞いてよ悠仁!Aってばさ、悠仁が死んだって聞いたら号泣して来たんだよ!」



「え!?あの疼鬼先輩が!?」



『平然と嘘つくな先生。それに虎杖も真に受けるな。そしてあのってなんだあのって!』



一年先輩に対して失礼だよな。



「けど悠仁が死んだって分かって態々来たんだよ?」



それを聞いてキラキラと目を輝かせる虎杖。
違う。暇だっただけ。あと服着ろ。

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佐藤悠真(プロフ) - いえいえ全然大丈夫ですよ!そこすごい間違いやすいですもんね。勘違いじゃなくて正直ホッとしてます笑これからもがんばってください! (2020年12月12日 14時) (レス) id: 44efc3fddb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 佐藤悠真さん» ご指摘ありがとうございます。私のミスです、教えて下さりありがとうございます…!コメントとても嬉しいです、ありがとうございます! (2020年12月12日 13時) (レス) id: 907b5a519f (このIDを非表示/違反報告)
佐藤悠真(プロフ) - 虎杖は"悠二"ではなく"悠仁"なのでは…?私の勘違いだったらすみません!でもお話はとてもおもしろくて大好きです!(特に夢主くんのクズさ加減と不器用さが)更新がんばってください。応援してます! (2020年12月12日 12時) (レス) id: 44efc3fddb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年12月11日 18時

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