【呪術廻戦】ク ズ は 褒 め 言 葉 。【男主】

クズ12 ページ14

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｢…おい！聞いてんのか？｣




蛆虫の様にある女の連絡先を眺めていたら禪院が呆れたように此方を見た。


思ってもない謝罪を軽く零し、何を言ったか再度聞く。




｢嫌がらせ大好きなアイツらが来たかもしんねぇんだよ。…って、相変わらず気持ち悪い程の女の数だな｣




『これでも前より減ったんだけどね』




｢おかか…｣




若干引いたように言葉を漏らす狗巻を横目に、適当に返信を送る。勿論一斉送信。


態々1人1人の為に書くのは面倒くさい。




｢そんなにやってよく飽きないな。俺だったら一々返信とか出来ないね｣



『パンダは呪骸だから女できねーだろ。それに禪院。お前が家を見返したいっていう執念がある様に、俺にも女に対して執念があんの。同じだよ』



パンダは俺の辛辣な言葉に心を痛めていた。
すまんがその通りだろ。



｢私を苗字で呼ぶんじゃねぇ！…早く行くぞ、恵達がボコされてるかもしんねぇ｣



さっき言ってたけどアイツらって誰だ？
さっきまで聞いてたのは京都の学長が来るって事ぐらい…って、あぁ。



『東堂達か。アイツらなーんか掴めなくて相手すんの面倒くさいからヤなんだけど…憂鬱だからパンダ背負ってー』




｢オレパンダ、ニンゲンノコトバワカラナイ｣




｢こんぶ｣




｢お前ら早く行けよ！私は野薔薇の方に行く。お前らは恵の方に向かえ！｣


しょうがない、背負って貰うのは諦めるか。


そう言って禪院は走って消えてった。

禪院の方にあの女が居たら面倒くさそうだなぁ。まぁ姉妹喧嘩だし可愛いもんか？



パンダと狗巻が走り出したので俺もついて行く。


よく場所分かるな、思ったらさっきからするけたたましい建物の破壊音から推測してるらしい。


あれもしかして東堂がやってんの？相変わらずやべぇ奴。


身長(タッパ)と尻(ケツ)がでかい女が好きなんだっけ？まぁ正直分かる。


けど俺はちっちゃい子の方が好みかなぁ。

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