隣人さんとそのお友達 (ページ10)

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『お泊まりしてたじゃないですか』

そう言うと

樹「あー、ははは」

なにがそんなに面白いんだと疑問をもっていると

樹「俺彼女いないよ」

『え？』

その言葉に私は混乱した

すると

樹「彼女いたらそりゃ流石の俺でも距離おくよ？」

なんて笑う

彼女じゃないとすると、、？

樹「俺そこまでチャラくねーぞ！！」と大爆笑

『彼女じゃないんだ、』

私がそう呟くと

「なに安心した？」と私の耳元で喋る

距離が近すぎる！！チャラすぎる！！！

私から離れて

樹「おれねー、好きなったら一途よ」

そう言ってドヤ顔をされる

『じゃああの方は？いい感じの人？』

樹「Aちゃん？あの子はね昨日初めましての子」

え？

『は、？え？』

樹「はは！！Aちゃんいいリアクションすんね」

その時エレベーターが丁度開いた

遅いよ君！！！！と言いたいところ

すぐさま乗る、まあこいつも乗るわなと隣にチャラ男

樹「俺に彼女いないことくらい挨拶した日からわかるべ」

まあ確かにずっと距離近いし

彼女いたら人の手首もって香水匂うなんてしないか

でもこの男ならやりかねなさそうだから分からなかった

樹「まあ俺には彼女いないから」
「あ、あと女いる時俺に話しかけないでね。」

女って怖いじゃんと鼻で笑う

樹「昨日ほんとは話しかけたかったんだけどさごめんね」

なんで謝られてんだ私なんて不思議に思う

今日も朝から忙しい一日が始まった