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ピンポーン
『はーい』
ガチャ
“あ初めまして引っ越してきて今日から隣に住む田中です”
ピピピッッ
目覚ましの音がして
誰かが家を出る音
テレビの音
あれ、昨日の夜消し忘れたっけなと思いつつ目を擦りながら体を起こす
ここは都内でいうお高いマンション
まあ私はというと家がボンボンなわけでこの部屋に住めてるようなもん
この広い部屋で一人生活。
これでも社会人なわけで、ちゃんと仕事もしている
彼氏にも3か月前
「ごめん、別れたい」
なんて言われたばかりの独り身女。
25にもなって振られるとはな、、、、
なんて思ってる暇もなく仕事の支度を始める
最近はダイエットを頑張ってるので
朝はヘルシーに
って思っていたら
ピンポーン
ん?こんな時間に誰だろう
何かネットで頼んでたっけ、いやでもこんな時間に来ないしな
とか思いつつ出るしかない
『はーい』
扉を開けるとそこにはピンク頭の男
身長高めの細身
顔も悪くない
それにしてもアクセサリーじゃらじゃらで
朝イチにはキツい甘い香水の匂い
その男は笑顔で
「あ、初めまして引っ越してきて今日から隣に住む田中です」
そして今に至る。
『あ、初めましてAです。』
「Aさんか、下の名前は?」
『Aですけど、』
「俺は田中樹です!」
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作者名:KT | 作成日時:2024年3月2日 3時