3年生の引退後【ハイキュー】 (ページ2)

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天童覚ページ2

__さらば、俺の楽園__

　

あの日から俺はバレーをやっていない

進路も適当な大学に進む予定

また、みんなとバレーしたいな、

なーんて

俺らしくない

「天童さん？なにやってるんですか？」

そう言って話しかけてきたのは

『太一、何ってブランコに座ってるダケ』

「公園でブランコって、暇なんですか？」

『べっつにーー！！』

「暇なんですね、だったら俺とブロック対決しましょうよ。これから部活なんで。」

『しょーがないなー！まったく太一は天童先輩のことが大好きなんだかラー♪』

　

「やっぱり暇だったんですね」

『ホント生意気』

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ﾊﾞｼｰｰｰﾝ‼‼‼‼

「うぇーい、ﾄﾞｼｬｯﾄ頂きました」

『なぬっ！！心へし折りたい…』

しばらくバレーをやってなかったせいでだいぶ鈍ってる

先輩として太一には負けられないよネ

先輩、

本気出しちゃうヨ

ﾊﾞｼｰｰｰﾝ‼‼‼

ﾊﾞｼｰｰｰﾝ‼‼‼‼

ﾊﾞｼｰｰｰﾝ‼‼‼‼

　
ｳﾝ

『今日の俺、120点…………‼‼』

「これからですよ天童さん、まだ俺本気じゃないんで」

ﾆﾔｯ

と笑う太一

.

.

.

.

ﾊﾞｼｰｰｰﾝ‼‼‼

　

「うぇーい、俺の勝ちですね。」

本気で太一と勝負して

俺は

　

負けた

　

『ホント、お前が1番腹立つ後輩だヨ、太一。』

「俺は天童さんが1番苦手な先輩です」

ほーーんと

　

　

立派になっちゃって

　

　

『太一、

　

　

　

後は頼むヨ。』

　

　

　

「はい！！」

　

　

　
　

　

　

もう

　

俺の楽園はないんだ