番外編5 デート編 ページ36
さっきまであんだけドキドキしてたのに、2人でくっついていたら体温が上がっていたのもあって眠くなってきた。
やっぱり一ノ瀬とくっついていると安心する。
いい匂いするし柔らかくて暖かくて、完全に抱き枕だ。
「一ノ瀬…？」
「…ん…？」
「眠い？」
「…ちょっとだけ…月島くんとくっついてると安心する…」
「僕も、ちょっと眠くなってきた」
僕はまた一ノ瀬の髪の毛に鼻を埋める。
「ちょっとだけ寝る…？」
「…………いや、それはダメ。動こ」
「ん…」
僕の腕の中で目を擦る姿が可愛い。
でも無防備すぎるでしょ。
この状況で一緒に寝るなんてダメに決まってる。
そう思ったら目が覚めた。
僕はまだぼんやりしている可愛い彼女の頬を引っ張る。
「いひゃい」
「はい起きて」
「うん」
「夕飯どうする？」
「うーん、なんか作ろっか？」
「えっ、作れるの？」
「簡単なものなら」
あまり両親が家にいなくて自分で作ることが多いらしい。
「じゃあ食べたいな。僕も手伝うよ」
「ありがと。なに作ろっか」
それから一緒に近くのスーパーに買い物に行った。
レジで顔見知りらしいスーパーのおばさんから「彼氏と買い物？」ってからかわれて照れている僕の可愛い彼女に笑って。
「照れすぎ」
「だって、知っている人に彼氏の存在知られたの初めてで…」
「一緒に夕食の買い出しなんて新婚夫婦みたいだってさ」
「うぅ…気ぃ早いよおばちゃん、ってちょっと、何でそんなに笑ってるの…？！」
「だって…ククッ…」
いやほんと可愛いんだけど僕の彼女。
一緒に料理して。
と言っても僕は言われるがままに手伝っただけだけど。
2人で料理するのは結構楽しかったし、一ノ瀬が手際良く料理する姿に思わず感心した。
料理しながら美味しそうって横で見てたけど、食べ始めて見ればやっぱり美味しくて、すぐに完食。
食べ終わったら一緒に洗い物をして、のんびりくつろいで。
本当に居心地が良すぎて、一ノ瀬と一緒に住んだら楽しいだろうな、なんて思った。
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レンレン - めっちゃ良かったです！ 私もあんな恋してみたい笑 (2018年1月4日 23時) (
レス) id: 85ddf4b118 (このIDを非表示/違反報告)
UNO - 月島君めっちゃ格好いい！しかも可愛い！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: e7cf931261 (このIDを非表示/違反報告)
凪奈(プロフ) - やばいいいいい！ツッキーかっこよすぎ！アルマジロウさん天才すぎです！ (2015年1月7日 17時) (レス) id: acad482a4b (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロウ(プロフ) - 桜並木さん» お待たせしました！更新がんばります！まず前のやつ直してからだけど笑 (2015年1月7日 16時) (レス) id: 9158ed522c (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロウ(プロフ) - リーゲールーさん» 遅くなってすいません！コメントありがとうございます！ (2015年1月7日 7時) (レス) id: 9158ed522c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スダ x他1人 | 作成日時：2014年11月24日 7時
