不幸体質生まれつき ページ22
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まあそんなことは置いておくことにしよう。どうせかまってちゃん後輩のかまって攻撃である、わざわざ反応する必要もない。
今はだだトーナメント表が見れる位置に引っ張ってくれたということに素直に感謝をすることにした。
……そんな僕の考えを読み取ったのか、口をへの字に曲げた月島がさらにグイッと体重をかけてきたが。
まさかそうくるとは思っていなかったため、一瞬膝がガクンと曲がった。流石に痛いし苦しいし、と垂れている彼の腕を軽く叩く。
影山「何やってんだよ月島。」
なんとそこで助け舟が出された。縁下に次ぐお助けキャラ、影山である。
彼はうーうー唸る僕の声に気がつき駆けつけたらしかった。僕の背中に遠慮なく乗る月島を見つけ、低い声を出す。
アララ、あんなに横暴で孤独だった王様が今では忠誠誓った近衛兵みたいになっちゃって、とニマニマ顔で煽りまくる月島。
影山に対してここまで言うのすごい度胸だな、と思わず肩越しに振り返って月島を見つめれば、影山の方からブチッと何かが切れる音がした。
ブチギレの影山である。待って、ブチッてもしかしてなんか切れた音？？どうやら彼は堪忍袋の尾が物理的に切れたようだ。ええそんなことあるの。
ブチギレの影山から出されたのは流れるような足技であった。いやパンチなどと比べれば絶対パンチの方が痛い(だってバレー部だもの)ので、そこはなんとか抑えたのだろう。相手を怪我させかねない。
しかしそれでも目にも止まらぬ速さで月島に迫った影山の長い足。その攻撃を、月島はあぶなっと思わず出てしまったような声を漏らしながらも避けた。……うん、避けたのだ。
もちろん僕と月島はその直前まで密着していたので、月島が避けた影山の蹴りは見事僕の膝横あたりに激突した。僕って基本的に不幸なのである。膝から崩れ落ちたのは本日二度目だ。
月島「あ。」
影山「(この世の終わりの顔)」
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雨智よゐ(プロフ) - 由香さん» 応援ありがとうございます！こちらこそ、このような駄作をいつも呼んでくださりありがとうございます…。なかなか更新ができずご迷惑おかけしております、大変申し訳ございません…。これからも作品の方をご愛読してくだされば嬉しいです！ (6月25日 16時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
由香(プロフ) - 忙しい中での更新ありがとうございます！体調など無理せずご自身のペースで頑張ってください！いつも楽しいお話ありがとうございます！これからも応援してます！！ (6月20日 22時) (レス) @page50 id: b1fe3ea9c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玄狐さん» ということは3週目…！？読み返してくださりありがとうございます！これからも新しく筆を進めていこうと思いますので、応援よろしくお願いします！ (6月18日 22時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
玄狐 - 久しぶりにまた読みましたが、一周目と二周目に劣らず面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (6月17日 17時) (レス) id: bd7e9ab3a9 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» 6周目……？？？？(宇宙猫) こんなに長くてダラダラしたお話をそんなに読み込んでくださるなんて……なんという幸せ……？？？お忙しい中お時間頂いております、いつもありがとうございます……。これからは更新頑張りますので、ご愛読くだされば嬉しい限りです！！！！ (6月11日 23時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年10月2日 0時
