君臨場所 ページ15
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日向「……で…��ウシワカ��って？」
田中「なんだ知らねーのか。」
キョトンとした顔で苦笑いをして首を傾げた日向に、田中が驚いた表情で素早くツッコんだ。その向こうでは菅原先輩が「日向は��小さな巨人��ばっかだもんな」とケラケラと笑っている。
��ウシワカ��は宮城のバレーボーラーなら多分全員知ってるぞ。逆に僕は��小さな巨人��を知らないけど……。
また今度気が向いたときにその人のこと調べてみようかな、なんてぼんやりと来ることのなさそうな未来を考えながら、ページをくるりと回して彼らに見せた。
貴「��ウシワカ��っていうのは、県内では間違いなく今No. 1エースの………牛島若利。」
「狙うは勿論全国制覇！」「圧倒的パワーと高さ！超高校級エース！！」という小見出しが並ぶ見開きのページを軽く人差し指でつついて周りに見せる。
そこに載っていた牛島若利の写真は部活中のものらしく、頬を伝う汗を肩あたりで拭いているようなポーズだった。
顔ドアップだしこれだけだと大きさも強さも全然わからないが、貫禄というものは紙切れ越しでも伝わるものらしい。日向と影山はそのページに視線を釘付けにしていた。
そこにヒョコっという効果音がつきそうな登場で澤村先輩が姿を見せる。彼も牛島若利の覇気を感じ取ったのか、冷や汗を垂らしながらうーんと唸った。
澤村「これこそまさに��エース！��ってカンジだよなぁ。………………。」
東峰「オイなんでこっち見てる。」
西谷「うーん、ドンマイっ！」
心外という表情で東峰先輩が澤村先輩を見た目返していれば、笑顔で流した西谷が一発東峰先輩の背中に平手打ちを食らわせる。
喝を入れるためにやったのだろうが…スパン、ともはや痛快に感じる音が東峰先輩の背中から聞こえた。
菅原「影山こんな奴居るとこに行こうとしてたんだなァ。」
田中「そんでアレだろ？超高校級エースに向かって��もっと早く動け下手くそ！��とか言っちゃうんだろ？？」
影山「言いませんよ！！」
貴「��俺がいればお前は最強だ��……。」
影山「だから言いませんて！！天野さんさっきから俺のこといじりすぎじゃないすか！！？」
もうそれいいでしょ忘れてくださいよ！！と影山は流石の肺活量でギャンギャン騒ぐ。自分の過去の発言がよほど恥ずかしいのだろう、顔を朱に染めて焦る姿はいじりがいを感じた。
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雨智よゐ(プロフ) - 由香さん» 応援ありがとうございます！こちらこそ、このような駄作をいつも呼んでくださりありがとうございます…。なかなか更新ができずご迷惑おかけしております、大変申し訳ございません…。これからも作品の方をご愛読してくだされば嬉しいです！ (6月25日 16時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
由香(プロフ) - 忙しい中での更新ありがとうございます！体調など無理せずご自身のペースで頑張ってください！いつも楽しいお話ありがとうございます！これからも応援してます！！ (6月20日 22時) (レス) @page50 id: b1fe3ea9c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玄狐さん» ということは3週目…！？読み返してくださりありがとうございます！これからも新しく筆を進めていこうと思いますので、応援よろしくお願いします！ (6月18日 22時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
玄狐 - 久しぶりにまた読みましたが、一周目と二周目に劣らず面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (6月17日 17時) (レス) id: bd7e9ab3a9 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» 6周目……？？？？(宇宙猫) こんなに長くてダラダラしたお話をそんなに読み込んでくださるなんて……なんという幸せ……？？？お忙しい中お時間頂いております、いつもありがとうございます……。これからは更新頑張りますので、ご愛読くだされば嬉しい限りです！！！！ (6月11日 23時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年10月2日 0時
