聞いた話 ページ43
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菅原「音駒ってあの…ずーっと烏野の因縁のライバルだったっていう…？」
日向「？ネコ？？」
田中「俺らも話だけは聞いててよ、前の監督同士がずーっと昔からのライバルで前はよくお互い遠征に行ってたんだと。」
日向「ほーっ」
貴「練習試合あると近所の人はみんな見に行ったらしいよ。」
菅原「名勝負！��猫対烏！ゴミ捨て場の決戦！��つって。」
月島「それ本当に名勝負だったんですか。」
昔ポツポツと烏養監督が話していたことを二、三年で思い出しながら口にする。月島の鋭いツッコミが入ったが、僕たちも名前しか聞かされてないからよくわからない。
あーそんなことも言ってたね、とお互いの記憶を補足しながら一年に話せば、彼らは興味深そうに頷いた。
澤村「でもここしばらく接点なかったのにどうして今？」
澤村先輩の小さな呟きに、確かにそうだと眉をひそめた。
烏養監督は入院して今もまだ復帰していない。なのにどうして因縁の相手とやらが急に話に出てきたのか、たしかに気になる点だ。
先生はさっき「練習試合組めました」と言ってたし、多分先生からお願いして組んだのだと思う。でも、一体どうしてわざわざ遠く離れた音駒…？この前の大会で敗れた伊達工業とか、それこそ青葉城西とか…近くにも強い学校は沢山あるのに。
顎に手を当てて考えるポーズをとるがやはり武田先生の意図がわからず、チラリと先生を盗み見る。
その横顔には影が落ちていたが、ゆるりと口角が上げられていた。何を考えているかはやはりわからないが、何かしら考えがあるのだろう。
武田「詳しいことはまた後で話すけど…音駒高校っていう好敵手の存在を聞いてどうしても、��因縁の再戦��をやりたかったんだ。相手が音駒高校となれば…きっと��彼��も動くはず。」
澤村「…天野、意味わかるか？」
貴「…いいえ。」
一人で盛り上がっているところ悪いのだが、会話に置いてきぼりの僕たちはやはり話についていけない。
瞳の奥でメラメラと闘志のようなものを燃やしている武田先生に、「その詳しいことを今知りたかったんだけどナー」という視線を送るがやはり気づかれていないようだった。
二人で顔を見合わせ、呆れ笑いをこぼした。武田先生は、どうやら一つのことに熱中すると周りが見えなくなるタイプらしい。
澤村「よし！せっかくの練習試合無駄にしないように練習も合宿も気合い入れんぞ！！」
「「「オース！！」」」
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
