東京の古豪 ページ42
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時は過ぎてまた別日。
まだ夏とはいえない頃だが体を動かしていれば体育館を満たす熱気がサウナのように暑く、僕は服の襟をつまんでパタパタと仰いでいた。
西谷「んローリング…サンダァッアァ！！！」
菅原「…あっ、うんナイスレシーブー！」
田中「ただの回転レシーブじゃねぇか��サンダー��どこいった！！」
影山「なんで叫んだんですか…？？」
月島「…フッ…何今の…」
山口「ブッ…ククク……」
西谷「影山、月島、山口まとめて説教してやる！屈め！！いや座れ！！俺の目線より下にこい！！」
日向「教えてローリングサンダー教えてぇえ！」
……それにしても、相変わらず騒がしい奴らである。こんなに暑くて何かを話すことすら気が引けるほどなのだが、あんなにも活発(無駄な動き多め)に動き回って…ある意味尊敬する。
西谷「ちなみにこれ天野もできます。」
影山「ハイ俺見たいです！！！！」
貴「100万」
勢いよく挙手した影山に、頭を使うことすら面倒くさく手のひらを出しながらそう短く言う。
なんでですか！！ケチ！！このハゲーッ！！と思い思いの野次を飛ばしてくる外野をフルシカトしていれば、体育館の扉がガララと開いた。
武田「お疲れ様ーっ！」
澤村「！ 集合ー！」
扉から顔を覗かせてのは武田先生だった。澤村先輩の呼びかけとなれば流石に動かざるを得ず、ノロノロ立ち上がってから小走りで集合する。
近づいてわかったのだが、武田先生の表情がどこか明るい。なにかいいことでもあったのか、なんてぼんやりと考えていれば、武田先生は口を開いた。
武田「みんな今年もやるんだよね！ゴールデンウィーク合宿！！」
その一言に、僕の眉間のシワが深く刻み込まれたのは言うまでもないだろう。そうだったこの時期合宿あるんだった……。
合宿所はあまり好きではない。理由は明白、ネットワーク環境があまりよくないからである。オンラインゲームはカクついてうまく操作できなかった経験がある、あの時はキレた。
うわー、嫌だなーと思っているうちに話がポンポンと進む。どうやら、武田先生が最終日に練習試合を組んでくれたようだ。嬉しいというか嬉しくないというか……。
田中「頼もしいな武ちゃんどうした！！」
菅原「あっ、相手は…！？」
武田「…東京の古豪「音駒高校」。確か通称＿＿��ネコ��。」
これが僕の人生を大きく変化させる出会いになるとは、この時は思ってもみなかった。
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
