花形ポジション ページ41
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そんな西谷の様子を見て、僕らは全員で顔を見合わせた。
やっぱ憧れといえばエースかぁ、と少々悔しそうに呟く反面、興味深いというように頷く彼。その様子からはもちろん日向に対するマイナスの感情なんて感じられなくて、無意識にこもっていた肩の力を抜いた。
西谷が日向を拒まなかった……つまり、仲間が日向を認めたのである。
西谷はメンバーの中でも人一倍仲間意識が強い奴だ。そんなあいつが認めたのなら、僕達も何かを心配する必要なんてないだろう。
心なしか先程よりも若干柔らかくなったように感じるみんなの視線。
その視線の先は相変わらず日向たちだが、先ほどの緊迫した雰囲気は無くなったため一安心といったところだろう。
西谷「けどよ。試合中会場が一番��ワッ��と盛り上がるのは、どんなすげぇスパイクより、スーパーレシーブが出た時だぜ！」
日向「…た、たしかに……。」
西谷は一回転して日向に向き直った後、胸を張って大声でそう言う。少し考えてからわずかに首を縦に振った日向の手を、西谷が両手で掴んでブンブンと勢いよく振った。
そこからは西谷のマシンガントーク、リベロの魅力が出てくる出てくる。テレビショッピングかと突っ込みたくなるほど良く回る口に、日向の心は段々と「リベロかっけー」に変わっていっているように見える。
その様子を見て、よく思わない人物が一人。
影山「セッターは？セッターは？？」
僕の隣でずっと話を聞いていた影山が、拳をふるふると震わせながら小声で呟いていた。いや顔怖。
どうやらリベロとエースしか褒められていないことにむっとしたらしい。子供かぁ…？
西谷さんなんでセッター褒めてくれないんですか、は？セッターは？？ともう呪いのように呟いている影山。怖いけどそれ以上にぶつぶつとうるさいので、ため息を一つついた。
貴「パッと見地味。」
影山「そんなことないですよ！！！！！」
菅原「そんなことねぇから！！！！！」
澤村「わかったとりあえず落ち着け。」
田中「天野は謝れ世の中の全セッターに謝れ。」
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
