思案する少年 ページ11
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烏養「よしよし、出だし上手いこと勢い乗ったな。月島次のサーブ気持ち切らすなよ。」
月島「ハイ。」
こちらに特に目立ったミスも今の所ないためあまり話すことがない烏養コーチは、一言二言で喝を入れたあと「じゃあとは水分補給しとけ」と言って腰を下ろした。
清水先輩が作ってくれていたボトルにみんなが口をつけ、僕らベンチ組は先輩のタオル配りなどの仕事の手伝いをする。
そこでいつも通りポイポイポイと適当に近くにいた人に渡していたのだが、それは西谷に肩を組まれたことで止められた。こいつの言葉口に出すよりも先に行動する癖どうにかならないの。
西谷「で？今んところどうだA！！」
貴「暑い離れて。」
白い歯を見せながらどうだ褒めるところしかねえだろという表情で詰め寄る西谷の顔を手で押し返して制す。西谷がンガッと一瞬悲鳴を上げた。
日向「？どう、ってなんすか？」
西谷とグイグイ押し合っていれば、近くにいた日向が首を傾げた。どうやら西谷の発言が気になったらしい。
あー別に気にしないで、と言おうと口を開こうとしたのだが、刹那
貴「ブッ」
西谷「気になるか翔陽！！！実はこいつ��烏野の脳��って呼ばれてんだ！！！頭いいらしい！！！！つまり今から作戦会議だ！！！！！」
日向「オ、オォーーッ！！��烏野の脳��…！？かっけぇ〜！！作戦会議！！ぜひ教えてください天野さん、いや天野先輩！！！」
貴「こんな短い時間でできないでしょ…。」
日向の声量に思わず顎を引いて目を細め耳を塞ぐ。あまりにも声がでかいもんだから、みんなの意識がコチラに向いた。
烏養「なんかあんのか？天野。」
貴「げっ、」
烏養「うわすごい傷ついた今。」
菅原「空耳ですよ。」
そりゃあコーチに目をつけられたら声も漏らしたくなる。
お前のせいだぞ、と西谷を睨む。彼は僕の視線に気がついた後、何を思ったのか「どういたしまして」と言わんばかりににっこり笑って親指を立てた。相変わらず脳がバグってる。
ほら早く、と促すような視線に一瞬肩をすくめる。タイムアウトは残り１０秒ほど。そんなに長々と話せないと思うけど、この視線から脱するために視線を相手チームに向けながら口を開いた。
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雨智よゐ(プロフ) - あままさん» 返信大変遅れてしまい申し訳ありません。支援絵のみの作品を作成してもいいのですが、分けてしまうとそちらのページをわざわざ開かなくてはいけないという一手間が増えてしまいます。せっかくいただいた支援絵は読者の皆様に見せびらかしたいのが本音です！！！(全力) (2023年3月30日 19時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
あまま(プロフ) - 頑張ってください応援してます!あと､思ったのですが支援絵と本編別の投稿にはしないのですか? (2022年11月18日 21時) (レス) @page16 id: 4346a5f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - らっこ星人さん» わかりにくくて申し訳ありません…最後のページに記載している通り、パスワードは114514となっております！続編もよろしくお願いします！ (2022年10月2日 18時) (レス) @page50 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ星人(プロフ) - すみません、続編を読みたいとですがパスワードがわからないです。もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2022年10月2日 7時) (レス) id: 60908efb0f (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ただのバカですさん» 実際自分に小説更新を続けている意識があまりなく、漫画を読み返しているような気分で文字を綴っていますので、飽きる飽きないというのはあまり考えたことがありませんでした…。続編でもよろしくお願いします！！ (2022年9月27日 8時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年8月14日 8時
