熱視線の先 ページ14
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？side
猫又監督「あの9番10番はいわば…
そう言った猫又監督。自分も釣られて口角が上がっていくのを感じた。
研磨の立てた作戦は大体いつも気持ちがいいほどに上手くいく。いや実際めちゃくちゃ気持ちがいい。
言う通りにしている俺たちがそれほどの快感を味わうんだ、研磨なんてそれ以上だろう。多分こいつも結構ハマってる。
だから今回もきっといつもみたいに無表情ながら少しワクワクしてるんだろう……と思ったが、どうやら今回は少し違うらしい。
先程までコートを向いていた視線は烏野ベンチに向けられていて、いつもはだらんと無気力に体の側面に垂れ下がっている両腕はお腹の前で組まれてさっきからずっと手弄りをしている。オノマトペで今の研磨の状態を表すとすればモジモジだ。
そういえばこいつ、体育館に入る前から少しおかしかった。
バスの中ではアイマスクにイヤホンでレッツノンレム睡眠状態、体育館の前でも「眠い」と半目でずっとボソボソ言っていたわけだが、体育館に入った後のアイツはなぜかおめめぱっちり、瞳孔ガン開きである。そういえばちょっと頬赤かったような気もすんな。
アレか、さっきから話に上がる烏野のちびの10番…ショウヨウか。嘘だろ、あの時(※日向のロードワーク時)に初対面だったとして…せいぜいまだお友達歴三日、対面2回目だろう。
もしかしてその程度の友達に俺って負ける…！？思わず口元が引き攣ったのは不可抗力だ。幼馴染ってもっとアドバンテージ高いんじゃないの研磨さん？？
そんな目で見ていたら、さすがに視線に敏感な研磨はすぐに気づく。彼は俺が顔面崩壊しているのを見て思いっきり顔を引き攣らせた。「キモ」って顔に書いてある。
すぐに気を取り直して、さっきからなんでそんなに10番に熱視線送ってんだよと聞いてみる。すると研磨は何度目か面倒臭そうに眉根を寄せてから、小さく首を振った。
孤爪「別に、見てるのは翔陽じゃない。」
じゃあマネか、マネージャーなのか！！鼻息荒くした俺は研磨の肩に掴みかかった。わかる、あのマネさんクソ美人。音駒引き抜きできないかな。てかなんでうちの学校マネージャーいないの？とりあえず山本のせいにしよう。
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雨智よゐ(プロフ) - あままさん» 返信大変遅れてしまい申し訳ありません。支援絵のみの作品を作成してもいいのですが、分けてしまうとそちらのページをわざわざ開かなくてはいけないという一手間が増えてしまいます。せっかくいただいた支援絵は読者の皆様に見せびらかしたいのが本音です！！！(全力) (2023年3月30日 19時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
あまま(プロフ) - 頑張ってください応援してます!あと､思ったのですが支援絵と本編別の投稿にはしないのですか? (2022年11月18日 21時) (レス) @page16 id: 4346a5f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - らっこ星人さん» わかりにくくて申し訳ありません…最後のページに記載している通り、パスワードは114514となっております！続編もよろしくお願いします！ (2022年10月2日 18時) (レス) @page50 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ星人(プロフ) - すみません、続編を読みたいとですがパスワードがわからないです。もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2022年10月2日 7時) (レス) id: 60908efb0f (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ただのバカですさん» 実際自分に小説更新を続けている意識があまりなく、漫画を読み返しているような気分で文字を綴っていますので、飽きる飽きないというのはあまり考えたことがありませんでした…。続編でもよろしくお願いします！！ (2022年9月27日 8時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年8月14日 8時
