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高地side

今、きょもに告白された、えっ…?きょもって樹が好きだったんじゃないの?どういうこと?ドッキリ?でも、きょも真剣な表情してるからドッキリじゃないか…告白してくれて嬉しいな。まぁ、おっけいしていいかな。
高「俺でいいなら、よろしくお願いします。」
きょもは本当に喜んでくれた。
京「ほんとっ!?やった!」
どっちが彼女なんだろう、どうせ俺が彼女なんだろう。
高「で、どっちが彼女?」
京「そんなの、高地に決まってるじゃん。」
やっぱりね。俺、もしかして、勘がいいのかも。まぁ、いまこのことはいいとして。でも、こんな俺でもいいのかな、なんて不安に襲われてしまう。

俺でもいいの?

こんなダメダメな俺でいいの?

俺よりジェシーの方がいいんじゃない?

俺なんもできないよ?

俺、きょもの彼女になれるか不安だよ。

本当に俺でもいいの?

心配だよ…

嫌われるんじゃないかと思うと…

いつの間にか泣いていた。
京「こーち!?どうしたの!?」
高「ねぇ、本当に俺でいいの?嫌わない?」
京「こーちが良いんだよ!それに嫌うわけないじゃん!」

よかった…

きょもでよかった…

安心していいんだよね?

もう、眠たいよ。

寝てもいいかな。

京「どうしたの?眠たい?」
俺は少しの力を振り絞って頷いた。
京「寝たいなら、俺の胸の中でねればいいよ。」
お言葉に甘えて、 寝させてもらうことにした。なんかきょもの胸の中、安心するな。俺もきょものこと好きだよ。これはきょもにも誰も伝えない、俺の中にだけとどめておくことにした。

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作者名:ふたの | 作成日時:2019年9月15日 22時

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