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北斗side
朝起きると隣には居るはずの樹がいなかった。
なんで?
なんで居ないの?
昨日は居たじゃん。
もしかしてまたストーカー?
リビングに行くと置手紙が置いてあった。なんだろうと思いみてみると、樹がこの家を出て行ったという内容だった。最初はストーカーが書いたものだと思ったが、字があからさまに樹の字であった。樹、なんでいっちゃったの?
行かないでよ。
俺は樹のこと大好きなのに。
樹がいなくなっちゃったら俺どうすればいいの?
俺は樹がいないと何もできないよ。
戻ってきて。
寂しいよ。
絶対に探し出して見せるから。樹は俺のだから。
次、連れ戻したらもう二度と離さないから。
だから戻ってきてお願い。神様、お願いします。連れ戻してきてください。俺から樹を引き離さないで。樹は俺のなんだから。神様、俺の元に戻してきてください。
樹は、俺のことどう思ってんの?
嫌いなの?好きなの?
どっちなの?
好きっていってよ。
俺にぎゅーってしてよ。
樹は俺のもの。絶対に離さない。そのために連れ戻さなくては。
北「樹、待っててね。必ず連れ戻して見せるから。」
俺はみんなに連絡した。みんなはすぐ探してくれるそうだ。俺もすぐ探しに行かなくちゃ。樹はどこに居るの?
一人で心細いよね。連れ戻したらもう一人じゃないからね。
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作者名:ふたの | 作成日時:2019年9月15日 22時