【HQ!!】転トリ高校生は今日も推しを愛でる

軽率な行動はやめましょう ページ33

合宿最終日、猫が来た。





マイクロバスから荷物を下ろしていると音駒のバスも到着した。



窓から音駒のメンバーが見える。



研磨だ！！窓側研磨！！



お口動いてる〜！！尊すぎて死ねる！！



隣は誰かな〜？クロかな〜？クロがいいな〜！



でも虎でも良きだし招平くんでも良いな〜！



極論、誰とでも尊いんだけど。



1人で妄想を繰り広げていると、「この前ぶりだねぇオジョーさん。」と声がかかる。



『クロ！この前ぶりー！！』



クロに話しかけられた！



キャー心臓バックバックだよ〜ほんとにー！



「A、知り合いか？コネが広いんだな。」



大地さんがコテンと首を傾げる。



なんか既視感。…そうだ及川さんの時だ。
(ほっぺツンツンはいかんて参照)



『買い物に行った時、助けてくれた方です。』



「助けた人でーす。」



クロはニヤニヤしながら私の肩に手を置く。



おっとぉ？そんな軽々しく触れちゃダメだよ黒尾さん。



私がどれだけダメージ受けるか知らないでしょあなた。



軽率に尊死するからね？ん？



「その節はどうも。"うちの"マネージャーを助けて頂いたみたいで。」



大地さんは私の肩に乗ってる手をギチギチと掴んでいた。



大地さん落ち着いて、まずは私の肩からクロの手を離してくれるとありがたいです。

大地さんは誰にもあげません→←お父さんの飴と鞭

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