みんなの大きなお家【CS集】

【台詞】 ページ41

「俺の下の名前分かります？そうです桃也です。ところで○○先生。俺に桃っていう字合うと思いますか？ほど遠いですよね？どうやら両親はその時からジェンダー意識してたタイプらしくて、「桃っていう字=女はおかしい」っていう意味もこめてつけたらしいです。この名前のおかげであだ名桃太郎になってた時期あったんすよ。……まあ嘘なんですけどね」


「先生に頼んでもお昼ごはんは追加で作りませーん。購買でもっと買ってくりゃ良かったろ。俺にお願いしても家庭科室のごみ箱の中にあったガムくらいしか出てこねえぞ。……あ？俺の昼飯？カロリーメイトもう食ったんでありませーん。うっせ、別に口だけ言っときゃ給料貰えんだから健康とか気にしてねぇ〜」


「○○。酒はいいぞ。いや俺は全く酔えんが、お酒を飲んでるからいつもと違ってどんな思考でどんな言葉を使っても、「酒飲んでたし仕方ない」で済ませられる。本来は理性がダメだって止めてるけど、酒を飲んだら酔った気分になれるから理性も仕事しなくなる。まあまだ未成年だが……卒業して二十歳超えたら連絡くれよ。いい酒勧めてやる」


「あ"〜掃除だりい〜……仕事まだあるし……あ、そこの……誰だ？ああ、○○ー！家庭科室掃除してくんね？……助かる。やっぱ頼み事は○○だわ。んと、棚の中のお椀とか綺麗に並べて床箒で掃いてもらっていいか？サンキュ。まじで助かる。お礼に飴玉あげる」


「先生のタイプ？顔良い奴つってんじゃん。ああ、男女は別にどうも思ってないよ。顔はちょっと薄めで色素も薄めだと良いかな。俺の方がかっこよく男らしくありたいから、人畜無害な顔好きかね。年齢も特に気にしてない。……おいまてショタコン的な話じゃねえよ俺変態みたいにすんのやめろ」


「夢を抱くのはいい事だしむしろ勧める。でも夢が想像通り過ぎて逆に嫌になることもあんだよ。……俺はそれ。衣装スタイリストになって想像を超えるレベルの楽しさだったな。毎日幸せで。でもなんかふと突然、服作りすぎて何やってんだか分かんなくなった。"想像通り"服をずっと作ることが多い仕事だったからな。俺の夢だったはずなのに、よく分かんなくなった。だから俺は今教師やってんの。……夢見てたこと後悔すんなよ」

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