とある科学のヒーローアカデミア (ページ6)

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六話「覚醒」ページ6

「大丈夫ですか？と、ミサカはミサカ16209号に対して優しく声をかけます」

　Aを眠りから覚ましたのは、聞き覚えのある声だった。重いまぶたを開けると、思っていたよりも明るくて腕で目を覆い隠し、慣れるまで数秒ほど時間を要したが腕を目から離す。

　そして、周りを見るといつもの研究所ではない。机と窓があり、壁は白い。つまりAは病室にいたのだ。

「ミサカ！良かった……無事で」

　Aはミサカの顔を見る。
　やはり、無表情でAの方を見る。

「それは、ミサカ16209号の事を言っているのですか？それとも、私ミサカ10032号の事を言っているのですか？とミサカは問いかけます」

「え？それはどういう……」

　Aはどういうことだと頭で現場を理解しようと頭を回している時、部屋の扉が開かれ中に人が入ってくる。

「はじめまして、私はミサカ10541号といいます、とミサカは16209号……いえ、Aに対して現状の説明を行います」

　中に入ってきたのは、ミサカと瓜二つの少女だった。

用語集です！とある科学のヒーローアカデミア[裏]