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その夜、小平太は久しぶりに布団に入り静かに寝た。



Aとの日々を思い出して泣きそうになったが、ぐっとこらえた。



その夜の夢にAが出てきた。




小平太「A…?」



「小平太さん」


小平太「A!!」


目の前にAが現れて抱きしめようとするも腕からするっと抜けてしまう。


「小平太、私がいなくなった世界はどんなかんじ?」


小平太「寂しくてたまらないよ。悲しくて物足りない。」

「私も、小平太さんがいない世界はつまらないわ」


小平太「私もだ」


「でも、けして小平太さんが自らこっちの世界に行くような真似はしないで。」

小平太「なぜだ?」


「なぜって…。当たり前じゃない。死んでもらっては困ります。私の分まで生きて。」



小平太「だけど、Aのいない世界なんてつまらない。」


「大丈夫、小平太さんならうまくやれるわよ」

小平太「…そうか?」


「ええ」

小平太「…いつかまた会えるか?」


「ええ」


小平太「いつまで待っててくれる?」


「ずっとまってる。」



小平太「………そうか。」








すぐいくよ。





そう言って目が覚めた。


その日から小平太はあんなに病んでたことが嘘のように元に戻った。


文次郎「小平太どうしたんだよ急に戻りやがって」

小平太「べつに?これが普通だろ!」

仙蔵「普通といえば普通だが」

伊作「良かったじゃん、元に戻って!
ね、長次?」

長次「ああ、今の方がいい」

留三郎「なんで急に戻ったんだ?」

小平太「んーーーー、内緒だ!!」

留三郎「なんだよそれ」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

未来でまってる

いく!すぐいく!走っていく!

わかる人にはわかるネタ

31→←29 小平太



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実那月 潤 - (´;ω;`)ブワッ (2017年11月5日 19時) (レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Aoha - 凄くいい話でした!今よりもっと小平太が好きになりました! (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゼシカ様!コメントありがとうございます!結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです!(*´ω`*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ!!来世で会えましたね〜!続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます!!コメントにきずかなくて申し訳ないです!!でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д`*)これからもがんばります!!! (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年8月25日 20時

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