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3話 ページ4

小平太「お、起きたか?」



「ん、……!!ここは!?貴方たちは、誰………!?」



今の状況にとても驚いている様子。


それはそのはず、家出してきたはずが、知らない場所で寝ているのだ。

小平太「ここは忍術学園、私が山で倒れているお前を連れて帰ってきたのだ!」



伊作「どうしてそんなに怪我をしているのか、聞かせてくれないか?」



Aは少し黙っていたが少しずつ話し始めた






「私の名前はAと申します。
………実は、家で…いろいろありまして。……………………話さなくてはいけませんか?」



Aはあのことを思い出したくないのか、涙目になりながら立ち止まった。


体も少し震えている。



伊作「話したくないなら、無理に話さなくていいよ。
家でいろいろあったとゆうことは、家には帰りたくないの?」


伊作が優しく問いかけると

「……………はい。」


小平太「なら、ここに居座ればいい!」


「忍術学園に、ですか?」



小平太が突然すぎるのでAも反応に困った。


伊作「ちょ、小平太!突然そんなこと…」


小平太「だって、帰るところがないのだろ?だったら私達といるほうがいい!」



たしかに帰るところがないのなら忍術学園以外どこも居場所はない。

だけどここにいれば迷惑をかけるのではないかとAは心配になった。


その時、急にふすまが勢いよく空いて、学園長がいきなり入ってきた。



学園長「Aをこの忍術学園におくことを、許可する!!!」


突然どこから聞いていたんだとつっこみたくなったが
Aをここにおいてくれると聞いた小平太は嬉しそうにはしゃいだ。


伊作「ですが学園長、部屋などはどうするのですか。くの一に入れるのですか?」



学園長「そんなもの、6年生の隣の部屋をつかえばいいことじゃないか。Aは、くの一ではなく、食堂のお姉さんをやってもらう!」


食堂のお姉さんと聞いてAはあわてて喋りだした。

「食堂のお姉さんなんて、無理ですよ!私は料理もろくにやったことはありませんし…。
置いてくれるのは嬉しいのですが、これ以上迷惑かけることは…。」


学園長「大丈夫じゃ、食堂のおばちゃんの手伝いをやってもらうだけだからな。迷惑なんてことはないそれなら文句ないじゃろ?」


「……まあ、はい…
では、お世話になります。」


こうしてAが忍術学園に居座ることになった。




小平太はすごく喜んだのでした。

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実那月 潤 - (´;ω;`)ブワッ (2017年11月5日 19時) (レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Aoha - 凄くいい話でした!今よりもっと小平太が好きになりました! (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゼシカ様!コメントありがとうございます!結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです!(*´ω`*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ!!来世で会えましたね〜!続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます!!コメントにきずかなくて申し訳ないです!!でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д`*)これからもがんばります!!! (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年8月25日 20時

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