27 小平太 ページ29
今日はとてもいい天気だ。
雲一つない。
こんな日はAと一緒に街にでも行きたい気分だな。
昔のことを思い出す。
Aがここに来たばっかりの頃、私はAを団子屋に行こうと誘った。そしたらその団子がすごい美味しかったのか美味しそうに食べていたのを思い出す。
そうだ、またあの団子屋に行こう！
きっと喜ぶはずだ！
そう思っていたがいくらAをさがしても見つからない。
食堂にも長屋にもどこにもいない。
外に出たのかと思い、小松田さんに聞いてみる。
小松田「ああ、Aちゃんなら裏裏山に行ったよ。なんでも小平太くんに呼ばれたからって嬉しそうに話してたよ。って、小平太くんAちゃんを裏裏山に呼び出したんじゃないの？なんでここにいるの？」
私は裏裏山に呼び出した覚えはない。
嫌な予感がして裏裏山まで急ぐ。
探し回って頂上までついた。
そこには信じられない光景があった。
真っ赤に赤く染まったAが倒れていた。
小平太「A？」
名前を呼んでもAはぴくりとも動かなかった。
その日、Aは死んだ。
昨日は私達の愛を確かめあったのに。
愛していると伝え、私も愛していると言ってくれたのに。
どうして、先に行ってしまったんだ？
どうして。
どうして置いていくんだ。
もっといっぱい喋っていたかった。
もっといっぱい笑っていたかった。
もっといっぱい一緒にいたかった。
ずっとずっと、一緒にいたかった。
どうして
A………。
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実那月 潤 - (´；ω；｀)ブワッ (2017年11月5日 19時) (
レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｏｈａ - 凄くいい話でした！今よりもっと小平太が好きになりました！ (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ゼシカ様！コメントありがとうございます！結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです！(*´ω｀*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ！！来世で会えましたね〜！続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます！！コメントにきずかなくて申し訳ないです！！でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д｀*)これからもがんばります！！！ (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2015年8月25日 20時
