11話 ページ12
小平太「なぜAをせめなければいけないのだ。私はAをかばいたかったからかばったのだ。それにAが怪我したら私が悲しい。
なにもなくてよかった。」
なんでそんなに優しいのだ。
こんなに優しい人と初めて出会った。
「本当に小平太さんは優しいね。
ありがとう、助けてくれて。」
小平太「ああ、やっぱりAは笑っているほうがいいな！」
「私もあなたの笑顔が大好きです。」
そうして忍術学園について伊作さんに小平太さんの傷を手当てしてもらった。
その夜。
私は小平太さんの部屋にむかっていた。
「小平太さん、起きてる？」
小平太「こんな夜中にどうした？A」
ふすまが開かれる。
起きていた。もうお風呂は入って寝巻きの状態だ。
「怪我は大丈夫？お風呂でいたまなかった？」
小平太「なんだ、そんなことを気にしているのか！私は大丈夫だ！」
大丈夫とゆう言葉にほっとする。
「そっか、なら良かった。
それじゃあ、夜も遅いし自分の部屋へ戻ります。」
そう言って戻ろうとしたとき、腕を掴まれた。
小平太「今日は私と寝ないか？」
小平太さんの顔は夜の暗さであまり見えなかったけど、顔がほんのり赤かったような気がする。
小平太さんは私を抱き寄せる感じで布団に入った。
「小平太さんでも照れるんですね。」
小平太「照れてなどいない！」
「照れてるよ」
小平太「照れてないって！」
「照れてる。」
小平太「’…………Aは、今日、私を優しいと言ったな。」
あ、話題を変えた。
「うん」
小平太「あれは違う、Aのほうが優しい。
Aは自分のせいで私が怪我したとか思っているだろう？」
「うん、本当のことだよ」
小平太「そうゆうところが優しいのだ。
忍者が大切な人を守るのは当たり前だ。
私はそれを果たしたまでだ。」
「大切な人……。」
小平太「ああ、大切な人だ。Aは私にとって大切な人だ。」
その言葉に照れる。
「ありがとう。私も小平太さんは大切な人ですよ。こんな私を拾ってくれた。ありがとう。」
涙がなぜか流れてくる。
小平太「はっはっはっ、また泣くか？
なんでそんなに泣くんだ？Aが悲しいなら私も悲しい。泣くな」
そう言うとまた自分の袖で涙をふき取る。
「悲くなんてないよ。嬉しいんだ。幸せなんだよ。この瞬間が。」
小平太「私も今幸せだぞ。Aとこうしている瞬間が。」
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実那月 潤 - (´；ω；｀)ブワッ (2017年11月5日 19時) (
レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｏｈａ - 凄くいい話でした！今よりもっと小平太が好きになりました！ (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ゼシカ様！コメントありがとうございます！結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです！(*´ω｀*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ！！来世で会えましたね〜！続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます！！コメントにきずかなくて申し訳ないです！！でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д｀*)これからもがんばります！！！ (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2015年8月25日 20時
