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side.Daiki
「うん。元気だよ、大ちゃん。」
「え…?」
確かに聞き覚えのある特徴的な声に、思わず顔が上がる。
「久しぶり」
五年前と変わっていない笑顔。
変わったのは身長と、黒かった髪がいつの間にか茶色いふわふわのキノコ頭になったことくらいだ。
「いのちゃっ…」
もう二度と会えないと思っていた存在。
そんな彼が「大ちゃん、」って甘ったるい声で腕を広げるから。
「いのちゃん…」
俺もそんないのちゃんに応えようといのちゃんに抱きつく
「痛った!!!!」
わけないでしょ。
俺がギリギリのところで避けたので、伊野尾ちゃんは予想外だったの体勢を崩して床へダイブ。
だから、俺はもういのちゃんのことなんか好きじゃないの…
「ひ、ひどいよ大ちゃぁん…」
「ひどいのはどっちだよ」
今までに聞いたことのない程低い声でそう言うと、いのちゃんはびく、と肩を軽く震わせて。
「俺のこと、置いて出て行ったくせに」
「ちがっ…大ちゃん!俺の話聞いて!」
「仕事中なので、失礼します。
伊野尾さん」
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やぶありLOVE(プロフ) - 更新お願いします! (2019年11月12日 1時) (レス) id: 860a630a63 (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - 続きすごく気になります!これからも更新待ってます! (2018年8月11日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
アリー - この作品大好きです!続きが気になります。更新頑張ってください! (2017年4月6日 4時) (レス) id: 5f58b2c8f5 (このIDを非表示/違反報告)
なまはむめろん(プロフ) - マカロンさん» ありがとうございます!そう言っていただいて嬉しいです。これからも更新頑張ります! (2017年3月22日 16時) (レス) id: c4b1d67ab9 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新頑張ってください! (2017年3月22日 10時) (レス) id: 15c15d40d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なまはむめろん | 作成日時:2017年3月18日 7時