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そう、ヨナと話しながら私はまた歩みを進める。今の所は、ヨナの要望で出店を覗きながら見回っていた。
今の所、このまま歩いて行けば自然と本部に着くからだ。それに、物珍しいモノがあれば是非ともこの機会に手に入れたいという魂胆も多少はある。
カツカツとヒールの高いブーツを鳴らしながら、この国の中心部へと歩いて行く。そこに、ギルド連盟本部があるのだが久方振りに私自身も顔を出すため楽しみだ。
ずっと、少しは顔を出せと国王様にも言われていたが、何分、職業柄的に一つの国に留まるという事が難しい。その為、仕事が一旦落ち着いたら顔を出そうと思っていたから今回のことは少し感謝だな。
そんな事を考えていると、一瞬全身の毛が逆立つような気配にバッと辺りを見回す。⋯⋯何だ？今の禍々しい気配は。誰だ？
すると、私の様子に傍らにいたヨナも辺りを警戒して視線を送る。
ヨ「A、今、気配が⋯⋯」
貴「ーー嗚呼、どうやら私達以外にも招かれざる客がこの国に来ているのかもしれないね。一先ず、泳がせておく。何か仕掛けてくるのであれば、応戦するだけだ」
ヨ「了解」
そう、もう一度辺りを見回して私は着ていたローブを目深に被り直す。そのまま、私とヨナはギルド連盟本部へと急ぐように足先を向けた。
ーーアレから、数分ほど歩みを進めた頃。眼前に大きな城のような建物が現れた。久々に見たが、相も変わらずの大きさにすっと目を細める。
貴「漸く、久々の本部に到着か。取り敢えず、中へ入るか。私の知り合いが居れば、エデンの娘についても何かしら情報が聞けるかも知れないからな」
ヨ「分かった」
そう、ヨナとともに歩き出した時だった。目の前に髪色の鮮やかな男が二人と、マイスターらしき人物が話しているのが目に留まる。⋯⋯微かにだが、あの気配と親しいモノがあの二人から感じ取れた。
貴「ヨナ」
ヨ「ん、あの二人。同じ気配がする」
貴「ヨナが言うなら、あの二人で間違いないな。だけど、何してるんだこんな場所でーー」
そう思っていた時だった、ピンクの髪色を持った男がおもむろに腰から銃らしきモノを取り出しマイスターの男へとその引き金を引いた。
それと同時に、パン！と乾いたような音が辺りへと響き渡る。
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月27日 6時) (
レス) @page2 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 初めまして！ゆめくろの夢小説ありがとうございます！星を押させていただきました。更新頑張ってください。 (2022年7月4日 14時) (レス) @page9 id: eed394cd10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千本桜 | 作成日時：2022年6月16日 9時
