プロローグ ページ2
〜??side〜
ーーここは、どこ?わたしはだれ?
そう、ボーッとする頭で考える。でも、自分が誰で何者なのかを私は分からない。最後に覚えているのは、たくさんの声。
ずっと、私が眠っていた中で誰かが話していた。
「ーー嗚呼、
「大いなる破滅を齎せし、凶星が生まれ出たか⋯⋯」
「生かしてはおけぬ、殺さねば。我らが血脈の為に、この世の均衡を保つため」
「殺せ、殺せ、それが我らとこの子の為よ」
色々な人が言っていた、私は凶星。破滅を齎す、大いなる翼を持った
⋯⋯父様と母様も、私を見捨てたのだろうか。顔も名も知らぬ、父様と母様。
きっと、私をお捨てになったのだろう。だって、私が居ると不幸を振りまくと誰かが囁いていた。
ーーだから、凶星の芽が育ち切る前に殺さねばならぬと。
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ドン - 続きがものすごく気になる! (2021年10月19日 9時) (レス) @page2 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
発狂オタク - 好き (2021年10月15日 21時) (レス) @page2 id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 話しの続が気になる (2021年9月22日 6時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2021年9月20日 22時