検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:499 hit

夏の日 1 ページ2

有「山田ぁぁ!!!」








山「なに」








有「ボール取ってきて♡」








山「はぁ!? 自分で取ってこいよ」









有「そこを何とか! 今担任に見つかったら俺、説教食らわなきゃなんだよ!!」









山「…アイス2つね。」




有「いくつでも奢らせていただきます!!」







校舎の裏庭を見てもボールは無く








池の周りや草が生い茂ってる所を見ても





サッカーボールらしきものは見当たらず





奥に行くと今では物置として使われている



旧校舎に辿りつく





入口の付近にボールが落ちてるのを見つけ





「早く取って、帰ろう。」





と思い、そこに向かうと




旧校舎から冷たい風が吹いてきて




吸い込まれるようにして中へ入ってしまった







今考えると




いろんな人に


「慎重」



と言われる俺が





何も考えずに入ったのは






『なんとなく』でもなく




『気まぐれ』なんかじゃない






『運命』だったのかもしれない

夏の日 2→←prologue



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご飯 | 作成日時:2016年2月14日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。