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case 9 ページ9

「それって、もう告白されてるみたいなもんじゃん?」

雄哉の事が落ち着いて、気持ちに余裕が出来た私は今までの玲於くんの行動を振り返りながら希美に相談する。

知っている人に内容を聞かれたくなくて、会社から少し離れたフードバーに2人で入り、カウンター席に座って夕食を取る。

あれから、玲於くんとは何度か2人で食事するような関係にはなっていたけど…


『うーん。好意は持たれてる気はするけど、それが恋愛対象かは…』


ただ年上の女性に憧れているだけというか…


『それに向こうはまだ未成年だよ?犯罪じゃない?』


「…大丈夫。未成年でも同意の上なら」
法にはふれないからとポンと私の肩を叩く。

『それ、フォローしてる?』
「まあ、真剣な話。好きなら関係ないよ」


『それに玲於くんって、純粋で真っ直ぐ過ぎて…
なんか相手を探ってばかりいる自分が恥ずかしくなるんだよね』


釣り合わない気がする。


「Aの気持ちはどうなの?」

『私は…』


「Aも純粋に真っ直ぐになってみたら?」




多分、私は玲於くんに惹かれてる。


でも向こうと私は世界が違うから、って自分の中で無意識にブレーキをかけていて…



けど、もうそんなのも意味がなくなりそうなぐらい

私の中で玲於くんの存在が大きくなっていた。

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作品ジャンル:タレント
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あず(プロフ) - 愛利さん» そんなに感動して頂けるなんて…書いて良かったです!ありがとうございます!! (2016年10月20日 19時) (レス) id: 9b3d990a2d (このIDを非表示/違反報告)
愛利 - 一気読みしちゃいました!最後のところ感動しすぎちゃって枕ビチャビチャです(笑) (2016年10月18日 19時) (レス) id: 183501c55e (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - milkさん» 感想嬉しいです!最後まで読んで頂いてありがとうございました!! (2016年5月9日 8時) (レス) id: a67bb7e532 (このIDを非表示/違反報告)
milk - めっちゃ感動しました!!面白かったです! (2016年5月8日 22時) (レス) id: 62df234d60 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - ぴーなっつさん» イメージと合っていて良かったです!感想嬉しかったです☆ありがとうございます! (2016年3月28日 19時) (レス) id: 7ee4db9f7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あず | 作成日時:2015年4月25日 8時

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