case 36 ページ36
マグカップをテーブルに置いて、HIROさんから言われた事を玲於に伝える。
『その、玲於が頼りないからとか、そういう事じゃなくて、こんなの聞いたら玲於から別れよって言われるのが怖くて…』
黙っていたのは、あくまで私のワガママだからと説明する。
「…そんなの、言う訳ねぇじゃん」
服の擦れた音がしたと思うと、あったかいモノに包まれる。
どんどん逞しくなっていくこの胸に
私は、頼ってよかったの？
『…ごめん、玲於…』
「…俺、早くHIROさんや周りからも認めてもらえるように頑張るから…」
だから、
今はオープンに出来ないけど我慢してって。
1人の男として必ず周りに認めさせるからって。
悔しそうに言葉を吐き出す。
玲於が、自分が未熟だから…って
自分を責めているように聞こえる。
なんだろ。
嬉しいはずなのに
私は、玲於にこんな事を言わせたかったの？
これで、良かったの…？
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あず(プロフ) - 愛利さん» そんなに感動して頂けるなんて…書いて良かったです！ありがとうございます！！ (2016年10月20日 19時) (
レス) id: 9b3d990a2d (このIDを非表示/違反報告)
愛利 - 一気読みしちゃいました！最後のところ感動しすぎちゃって枕ビチャビチャです（笑) (2016年10月18日 19時) (レス) id: 183501c55e (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - ｍｉｌｋさん» 感想嬉しいです！最後まで読んで頂いてありがとうございました！！ (2016年5月9日 8時) (レス) id: a67bb7e532 (このIDを非表示/違反報告)
ｍｉｌｋ - めっちゃ感動しました！！面白かったです！ (2016年5月8日 22時) (レス) id: 62df234d60 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - ぴーなっつさん» イメージと合っていて良かったです！感想嬉しかったです☆ありがとうございます！ (2016年3月28日 19時) (レス) id: 7ee4db9f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あず
| 作成日時：2015年4月25日 8時
