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case 6 ページ6

「Aさんの連絡先、教えてもらっていいですか?」


『私の?』


アユミちゃんが帰る時
お店の外まで送って行く為に、2人きりになった時

突然の、アユミちゃんの言葉。




「私、亜嵐の事好きなんです」


『え?』


もしかしてそうかなぁなんて、思ってたけど。

こんなハッキリ言われるとは、思ってなくて
動揺しながらも、必死で冷静さを保ちながら。


「彼女いるとか、そんなの、関係ないですから。
亜嵐が好きになったAさんに、興味があって…

友達に、なってくれませんか?」


堂々と宣言して

にっこりと、微笑むアユミちゃん。


ここまでハッキリ言われると

逆に、清々しさまで感じる。





きっと、自信があるんだ。






『あの、じゃあ…私で良ければ』


抵抗はあったけど
断る理由も見つからなくて

社交辞令的なモノで
私に連絡してくる事もないだろうと

軽く考えていた。




キレイな、指…


携帯をいじる
アユミちゃんの指に、思わず目がいって


シャンプーとかで荒れた
自分の手が、恥ずかしくなってきて

交換だけすると、サッと、手を引っ込めた。






「ありがと〜!よろしくね!」


そう言うなり
アユミちゃんが、私に抱きついてきて

ふわっと、くすぐる

女の香り。


女同士なのに

ドキッとしたり。



「あっ、ごめんなさい。私高校まで海外に住んでて、なんかつい、ハグとかしちゃって
ビックリされるんですよね」

アユミちゃんは、慌てて身体を離してくれるけど

突然の出来事で、固まったままの私。


そんなアユミちゃんの笑顔が、眩しくて。






亜嵐が

私のどこが好き、とか


そんなの、私が知りたいぐらいなんだけど…

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sakura13ryuji90(プロフ) - アユミちゃんの気持ちもわからなくはないです!私も好きな人がいるのですがその人には多分彼女がいて、しかもその彼女は私の親友とゆう複雑な感じでどうにも出来ないんです、主人公の女の子になりたいですねー!亜嵐くんはやっぱり優しい!!! (2018年9月21日 0時) (レス) id: a12dea4425 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 感想ありがとうございます!面白いのかなぁって気になっていたので、嬉しかったです。とりあえず、完結頑張ります! (2016年5月22日 20時) (レス) id: 847e794d67 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - この小説とっても面白いですっ!てかアユミちゃんなんなんですかね、はらたちます。切なすぎて切なすぎて…、はぁ続きが気になる。 (2016年4月11日 20時) (レス) id: 9270ca8be2 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - yurikaさん» ありがとうございます!続編喜んで貰えて嬉しいです(>_<)2人が成長する姿を書けたらと思いながら…前作を裏切らないように頑張ります☆ (2015年7月26日 7時) (レス) id: 808fbb2dfc (このIDを非表示/違反報告)
yurika - この小説好きなので続編読めてめっちゃ嬉しいです!! 更新頑張って下さい。。 応援してます(^^) (2015年7月24日 23時) (レス) id: e696601b77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あず | 作成日時:2015年7月22日 18時

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