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ということでね、半場無理やりですね。
この2人はいっつーも邪魔してくるほんとに!!!!
もしかして私に恨みでもあるの……?
だけどそんなこんなでなんの進展もなく食事会は終わり帰る時間になってしまった。
『壱馬くん、ご馳走様でした!』
壱馬「いーえ笑」
慎くんと翔平は私と壱馬くんの5歩先で二人の世界に入っていたおかげで壱馬くんと話すことが出来た。
『今日のお誘い、嬉しかったです、、、』
壱馬「それならよかったわ笑
また誘う笑」
『え!!!やった、』
無意識に喜んでしまってはっ、とする。
すぐに口を閉じたけれど遅かったみたいで本人は私を見ながらニコニコしていた。
嬉しいのかな。
いや、壱馬くんってお兄ちゃん気質なところがあるから頼られて嬉しいんだろうな、きっとそうだ。
前に2人がいるとはいえ今好きな人と隣に並んで歩いていることを実感するとどんどん心臓の音が大きくなってきて手汗が止まらなくて、なんだか焦ってしまう。
『あ、私ここまでで大丈夫です!
今日はありがとうございました!』
壱馬「あ、家ここ?」
『はい!ここの5階です!笑』
翔平「部屋教えたって壱馬さんは来ないぞー」
慎「こないぞー」
ほんっとに、こいつら……
『また今度ね慎くん、翔平。^_^』
壱馬「…じゃあ、戸締りとかちゃんとしてねらなあかんからな」
『はい!!!
また明日!!!!!』
そう言うと3人は今来た道をまた戻っていく。
なんだかんだ慎くんと翔平送ってくれようとしてたんじゃん
3人が見えなくなるまで見送って家の中に入る。
その日はなかなか寝付くことが出来なかった。
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作者名:yyuu | 作成日時:2020年10月31日 23時