Dynamite (ページ1)

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『壱馬くん、今日もかっこいいです、、』

壱馬「へ笑」

私の目の前に座って上目遣いでとぼけたように笑う壱馬くんはきっとそれをした自分が可愛いこと自覚済み。

かわいいい……！！！！！

顔には出さないように必死に我慢するとそれに比例して胸の鼓動が早くなっていく。

川村壱馬くんと出会って早3ヶ月。
私が壱馬くんを好きになって2ヶ月。

基本的に好意を隠さない私が壱馬くんを好きな事は直ぐに広まっていった。

自分で言うのもなんだけど壱馬くんには信用されている方だと思う。
だって話しかけても嫌がられないし。
触っても特に何も言われないし、きっと私は妹ポジション。

うん、きっとそれだ。

今日も慎くんと話す壱馬くんの横顔をじぃっと見つめて相変わらずのイケメン度ににやにやしていた所を
翔平くんがほっぺをつねってくる。

『いた、いたいたいたいたい～！！！』

翔平「壱馬さん。こいつやばいです。」

壱馬「おおどうした笑」

『し、翔平！！言っちゃダメ！マジでキモイって思われる！』

翔平「あのですね」

『ほんとに！！やめてー！！！！やめろー！！翔平の変態ー！！むっつりすけべー！！！』

陣「うるさいわ！！！笑廊下まで聞こえよるから！笑」

海青「はい、翔平さんはこっちですねー」

『かいせいくんありがとっ』

なんとかなんとか……

一安心したと思ってまた壱馬くんの方を見ると次は壱馬くんが私を見て笑っていた。

え、え、え、え、なんか、笑ってる……どうしよう……

壱馬「相変わらず仲ええなぁ」

『いやいやそんなことないんです！！！』

どうしよ、今日も尊い。