ガスマスク系トリップとか【ONE PIECE】 (ページ3)

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第3話ページ3

もし、あなたがそんな状況下にいたら、

どうすると思う？

多分、大抵の人ならドアを閉めるんだろう。

好奇心は身を滅ぼす。

なんて、昔の人は上手に言葉にしたものだ。

ちょっとした好奇心で、私は足を踏み入れてしまった。

そう、あそこが運命の分かれ目と言っても

過言ではない。

後ろを振り返ると、ドアは見当たらず、

一面だだっ広い石の壁が続いていた。

『嘘っ！？

なんで、なんでドアが消えて…ここ何処！？』

知らない場所に1人。

孤独感に蝕まれるかと思った。

だが、それ以上に状況を飲み込めなかった。

なんせ、気づけば高校の制服ではなく、

赤を基調とした煌びやかなドレスを纏っていた。

それに、ガスマスク。

さらに、だ。

移動、消えたドア、ドレスとガスマスクを

超える驚きが私には迫っていた。

それは

｢おお、A

こんな所で何をしてんだ？｣

『…ど、ドフラミンゴ…さん？』

目の前に、ドンキホーテ・ドフラミンゴ(私の推し)がニヒルな笑みをして立っていた。