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#5#12《鈍感》 ページ27

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出会った順序か

過ごした時間か


そんなものは関係ない。


好きなら譲れない。




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藍「Aさん!さっきのスパイクどうやった?
  動画見せてもらいたいです。」


『うん、これ見て。
 踏切のタイミングは良くなってきてるよ。
 あとは、ストレートとクロスの打ち分けが…』


大塚「A、俺これからスパイク練入るから
  カメラお願い」


『あっ、わかった!』


藍「もう、達宣さん。
  今、Aさんは俺のスパイク見てくれてるんです。」


大塚「せやったん?ごめんな、A。」


『ううん!藍のも撮ったし
 順番的に次はたつだから、声かけてくれてありがとう!』


藍「えーーー、先に頼んだん俺やん。
  俺のスパイクもっと見てや。」


『はいはい、藍のも見るから、ね?
 一旦、たつの撮ってからね?』


大塚「藍、あんまAのこと困らせたらあかんよ?」


藍「困らせてません、Aさんと俺の長い付き合いやからええんです!」


大塚「なんやそれ、それで言ったら
  俺の方が昔っからAのこと知ってるで?」


藍「達宣さんは大学入って離れてるから
  俺のほうが長く一緒にいますから。」


大塚「藍やって、イタリア行ってるやん。」


藍「っ、でも、同じ大学なのは俺ですもん。」


大塚「俺は高校の3年間一緒やで?
  藍は大学の2年間やん?一緒なん」


藍「それでも一番最近一緒におったんは俺です」






洛南高校でバレー部のマネージャーをした後、日体大に進学し、アナリストとしてバレー部に所属した。
同級生のたつとは高校で出会い、1つ年下の藍とは大学で出会った。
全日本に関わることになり、再びこの2人と関わることになったのだが…


このやりとりを聞くのは何回目だろうか。


藍が子供っぽい気もするが、たつも言わなくていいことをわざわざ言っているような。
何をそんなに争っているのか、別にどっちが関わりが深いとかないのに。

 


『まあまあ。2人ともわたしは仲良しだよ?』


藍/大塚「「いや、そうゆうことやないねん」」




まあ、びっくり。
きれいな関西弁でハモって。
なにやら違ったらしい。
わたしにはなんのことやら分からない。




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美桜 - あむ…さん» そうなんですか!? いつか読める日を心待ちにしています まだまだ寒いのでお体に気をつけて更新頑張ってください! 応援してます (1月5日 0時) (レス) id: a3587cf79e (このIDを非表示/違反報告)
あむ…(プロフ) - 美桜さん» 美桜様、コメントありがとうございます。どの作品かな?って思っていたので追いコメントありがたいです。アイビーが美桜様の心に届いたようで嬉しいです。アイビーの未来のお話は少し考えているところもあるので、いつかお届けできたらと思ってます。 (1月4日 23時) (レス) id: c3ed15d929 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 下のコメント「アイビー」のことです こいつ何の話してんだってなりましたよね すいません (1月4日 22時) (レス) @page14 id: a3587cf79e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - いいお話過ぎて感動しました…泣 長編で過去とかそれからの2人がどうなったのかも見てみたいな・・・なんて思ったりして1人で悶えてます これからも応援してます! (1月4日 22時) (レス) @page12 id: a3587cf79e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あむ... | 作成日時:2024年1月1日 22時

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