09:殺人少女と氷の従者 ページ13
「.....スーサイド殿」
スーサイドに気付いたアダムは振り返り、【いつも通り】を装って作り笑いを浮かべた。
「...Voidoll、さん、その.....」
スーサイドは、アダムを警戒して後ずさりしながら、珍しく敬語でVoidollに問いかけた。
「.......この人、本当にアダム=ユーリエフって言うんですか」
「ソウデスヨ」
その一言で、うぅ、と少女は呻いた。
やけに後悔と後ろめたさに包まれた目は、殺人を試みた者の瞳とは思えない程に綺麗な桃色だった。
「丁度イイデスネ、貴方モスーサイドノステータスヲ見テミマセンカ。ナカナカ異色ダト思イマスヨ」
僅かに彼は躊躇ったが、少女がこくりと頷いたのを見て、
「...スーサイド殿が良いのであれば」
とまた微笑むのであった。
「コチラガステータスニナリマス」
Voidollがホログラムで写したステータスに、アダムは思わず困惑した。
彼女のステータスは本当にこのようなバランスだったのかと、彼は首を捻って考えた。
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りっちゃん(プロフ) - おもしろいです更新待ってます！ (2018年2月24日 12時) (
レス) id: f6bf2e6cd0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラメント - ありがとうございます、まだ書きかけですが頑張ります (2017年10月16日 16時) (レス) id: a111f5c854 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 面白そうですね...！続き、待ってます！((o(｡>ω<｡)o))ﾜｸﾜｸ (2017年10月15日 20時) (レス) id: 4077a40fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラメント | 作成日時：2017年10月15日 7時
