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少しして、控え室のドアが開いて入ってきたのは
キャプを深く被りマスクをつけた しげ だった
みんなが一斉にしげの方を見る
重岡「ほんまに、…すまん」
キャップと取って、マスクをズラし
膝に手を当て謝る姿を俺は見てられんくなって、
思わず目を逸らした
中間「大丈夫やから、顔上げろ」
顔を上げて、見えたのは
いつもの笑顔に満ち溢れた姿ではなく、
覇気もなく疲れ切った表情のしげだった
重岡「大事な時期に迷惑かけて、ごめん」
神山「そないあかん事した訳ちゃうねんから」
重岡「いや、意識が甘かったなと思う。
…どこまで知っとるか、
週刊誌読んだかも分からんけどちゃんと話すわ」
そう言ってしげは、椅子に座った
それを見てソファーにいた3人も立ち上がり
7人で長いテーブルを囲う形になる
マネージャーは気を利かせて出て行き
部屋には俺ら7人だけになった
.
.
中間「しげ、最初に言っとくけど
俺ら別に怒ってるとかそういうの何もないからな？」
桐山「せやで？不倫、とかさそういうちゃうし」
“ほんまやで〜、なぁ？” と
望が少し笑いながら同調して場を柔らかくしてくれた
重岡「週刊誌に載ってるのはまぁ、大体合ってる
でも間違いもある、両家顔合わせ済みってのは嘘。
俺はAの親に会った事はある、けど
俺の家族にAは会うたことはない」
神山「それは、ちゃんと挨拶で会ったって事？」
重岡「そない真剣なのではないけど、
正月に車で実家まで送った時に挨拶した感じやな」
桐山「自分の家族には言っとらんの？」
重岡「おかんには今朝言った」
中間「本気なんやろ？」
淳太のその言葉に、全員がしげを見つめた
重岡「………本気やったよ、でももう別れた」
まじか………別れた、のか
そっか、そうなんか………
俺は2人になんもしてやれんかったわ
昨日もAの話を聞くだけ聞いて、
気の利いた言葉とかアドバイスも１つも言えんかった
「2人が決めたこと」
と言ってしまえばそれまでや
でも、なんか
情けないわ
.
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lu-na(プロフ) - はるさん» 切ないシーンで涙を誘う曲はまずいですね(;_;)書くからにはガンについてもしっかり調べて書こうと思いますので、今後もよろしくお願いします :) (2018年11月12日 9時) (
レス) id: 0fb0abbf37 (このIDを非表示/違反報告)
lu-na(プロフ) - nさん» ありがとうございます！今後の展開も是非お楽しみ頂きたいです。よろしくお願いします :) (2018年11月12日 9時) (レス) id: 0fb0abbf37 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 更新とても楽しみにしてます！頑張って下さい！応援してます！大好きです！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: 70a157c2f9 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - lu-naさん» ちなみにあの別れのシーンのとき、何万回と初恋も流れで聴いてしまって涙腺が（ ; ; ）ガン発覚、、若いうちのガンは進行早いと言いますし、どうなってしまうんでしょうあくっちゃん…！毎回言ってる気がしますが幸せが訪れますように！！楽しみにしています！ (2018年11月11日 20時) (レス) id: 99b67e1c08 (このIDを非表示/違反報告)
lu-na(プロフ) - 星菜(seina)さん» 実写して欲しいなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます！今後の展開も是非お楽しみ頂きたいです :) (2018年11月9日 21時) (レス) id: 0fb0abbf37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lu-na
| 作成日時：2018年10月22日 19時
