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Actress10 ページ11
「いづみさんにも似たようなこと言われた。だからこうしてきっかけをくれたんだ。
関わりをなくさないように。」
天「そうか。・・・でも俺はまたお前と一緒に演技したいと思ってる。
何かを作ることができなくても、Aと演技をするのは楽しいから。
俺の勉強にもなるしな。だから、ゆっくりでいい。また演技したいと思ったら、一番最初に俺に言えよ？」
「うん、ありがとう天馬。」
天馬の優しさが身に染みる。
またいつか楽しく演じれる日がくるといいなー。
でもここにいればきっと、そんな日が来ると思う。
なんだかそんな気がする。
私は期待を胸に、眠りについた。
天「絶対にもう一度、お前を咲かしてやる。A・・・好きだ」
そんな天馬の言葉は私には届かず宙を舞った。
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作者名：姫里 | 作成日時：2017年5月28日 21時
