THREE STARS-2 ページ10
第二話『雄二』
上白石「星くん、おはよう。」
北村「お、おはよう。築城さん。」
上白石「いつもこんな時間に来てるの？早起きだね。」
北村「朝は強いんだ。家族が朝早いし。」
上白石「そうなんだ、すごいね。」
北村「そうかな、このくらい普通だよ。」
上白石「そう？素敵な習慣だと思うけど？」
北村「......っっ。」
上白石「じゃあ私もう行くね、バイバイ。」
北村「ば、バイバイ......。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
北村「た、ただいま......。」
宮脇「おかえりお兄！今日たい兄が早く帰ってこれそうだから
みんなでご飯食べにいこうって。」
北村「...あぁうん。」
宮脇「え、なにその反応。なにかあった？」
北村「何でもないよ。」
宮脇「なんかいつもと違うんだけど。」
北村「変わらないよ。」
宮脇「嘘！その反応は絶対あった！！！」
北村「そう言われればない...ことはないけど...。
三織に言うほどのことでもないよ。」
宮脇「なにそれ。変なお兄。」
北村「まぁいいから。たい兄帰ってきたら呼んで。」
宮脇「分かったー。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
松下「ただいまー。夜ご飯食べに行くぞ〜。」
宮脇「ゆう兄〜！たい兄帰ってきたよ！！」
北村「今行くー！」
__________________________________
松下「どこ行く？二人は何食べたい？」
宮脇「もんじゃ！もんじゃがいい！」
北村「………なんでもいいかな。」
松下「雄二なんか元気ない？
今日なにかあった？」
宮脇「やっぱりたい兄もそう思う？
ゆう兄、今日帰ってきた時から変なんだよ。
理由も私に言うほどじゃないんだってー。」
松下「ふーん。まぁ、話したくなったら聞くよ。
悪いことしてるとかじゃなさそうだし。」
北村「………わかった。」
松下「じゃあ今日は三織のリクエストのもんじゃ行くか！」
宮脇「わーい！！」
_____________________________________
松北宮「「「いただきまーす！！」」」
宮脇「おいしっ！！」
松下「もんじゃにして正解だったな！」
北村「そうだね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏奈 | 作成日時：2022年5月28日 13時
