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ユウ「ニャー。」
宮脇「ユウ、起きたの。」
高橋「おはよう〜、ユウ。」
ユウ「ニャー。」
宮脇「あ、ほらすぐ文哉くんの方に行く！」
高橋「俺のこと大好きだもんなぁ〜。」
ユウ「ニャッ。」
宮脇「ごちそうさまでした〜。
ケーキめっちゃおいしかった、ありがとう。」
高橋「どういたしまして。あ、プレゼントどうする？」
宮脇「今開けていいの？」
高橋「もちろん。」
宮脇「開けま〜す。」
宮脇「おぉ〜。」
小さめの箱の中から顔をのぞかせたのは、
ピンクゴールドの女性用の時計。
宮脇「すごく綺麗！こんなものもらっていいの？」
高橋「もちろん。Aちゃんにもらってほしくて
俺がこれ選んだんだから。」
宮脇「嬉しい。ありがとう。」
高橋「どういたしまして。
Aちゃんに喜んでもらえてよかった！」
宮脇「あ、お茶なくなってるね。注いでくる。」
高橋「ありがとう。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
高橋「__＿だったね。」
宮脇「そうだね。あの時はめっちゃ笑ったな〜。」
文哉くんとのおしゃべりに花を咲かせていると、
宮脇「あ、もうこんな時間......。」
高橋「ほんとだ。なんかあっという間だったな。」
宮脇「確かに。また遊びに来てね。」
高橋「もちろん。ユウにも会いに来るからね。」
ユウは頭を撫でられてゴロゴロと喉を鳴らした。
宮脇「ユウは文哉くんにべったりだなぁ。」
高橋「なんでだろうね〜。」
宮脇「まあ、分からないでもないか。
ユウは優しい人大好きだもんね。」
高橋「Aちゃんも優しいって思ってくれてるってことかな？」
宮脇「当たり前じゃん。」
高橋「そう？よかった。」
宮脇「何がよかったの？」
高橋「ん−んなんにも。
じゃあそろそろ。お邪魔しました。」
宮脇「いいえ、こちらこそ。
プレゼントとケーキ、ありがとう。」
高橋「......時計なんだけど。」
宮脇「うん。毎日テレビでも使わせていただきます。」
高橋「プレゼントに時計送る意味、調べてほしい。」
宮脇「うん？わかった。ありがとう。気を付けて」
高橋「じゃあお邪魔しました。」
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作者名：杏奈 | 作成日時：2022年5月28日 13時
