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松下「はーおいしかった！」
宮脇「ここのお店また来ようね！
めっちゃおいしかった！」
北村「ここのお店メニューも豊富だったもんな。」
宮脇「一回じゃ食べつくせないよ〜。」
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松北宮「「「ただいま〜〜。」」」
松下「三織明日早いんだろ？最初お風呂入ったら？」
宮脇「そうしまーす！！」
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松下「.......で？なーにを悩んでるのかなぁ、雄二くんは？」
北村「なんでもないって......。」
松下「いーや。俺には分かる。
俺さ、いつもはあんまり便り甲斐ない長男だし、
弟と妹に助けられてばっかだけど、
こういうときくらいお兄ちゃんしたいのよ。
弟よ、分かるか？」
北村「なんだよそれ......。」
松下「まぁ要するに、悩んでるときくらい頼ってほしいの。
俺でも話くらい聞けるよ〜？
同性の俺が嫌なら三織もいるし。
折角たった三人の家族が身近にいるんだから、
何かあったときくらい頼りましょうよって話ね。
松下「ま、ど〜しても嫌なら無理強いはしないけど？」
北村「なんだよそれ......。
まぁ、そんなに相談されたいんだったらしようかな？」
松下「なんだよ、ただのツンデレじゃん！！」
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松下「で？どうしたの？」
北村「好きっていうか、気になる子ができた。」
松下「え、雄二が？相手だれ？」
北村「同じ大学の子。ゼミが同じなんだ。」
松下「どんな子なの？」
北村「優しい人だよ。俺、大学であんまり友達いないけど
そんな俺にも声掛けてくれる。
本人はいつも周りに誰かいるようなひとだけど。」
松下「へぇ。いい子そうじゃん。でもなんで？
お前と全然タイプ違うじゃん。」
北村「いつも、俺のこと見つけたら話しかけてくれるし、
ちょっとしたこともすごいねって褒めてくれるんだ。」
松下「雄二も褒められて、嬉しかったと。」
北村「......悪いかよ。」
松下「悪いわけない！むしろ逆だよ。
雄二は折角大学生になったのに大学生っぽくないって
三織と二人で話してたし。
お兄ちゃんは嬉しいよ。」
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作者名：杏奈 | 作成日時：2022年5月28日 13時
