サンジ、発散する ページ38
サンジ「レディ扱いはお前が嫌いだろ？笑 いつも渡してるキャンディとマカロンのお菓子言葉でも考えるんだな。笑笑」
「え？」
サンジ「ニシシ。お前が俺に惚れるまで、俺はやめねぇって決めたからな。笑笑潔く惚れやがれ。笑笑」
いたずらっ子のように笑う彼に心臓を鷲掴みにされた。
2年前より痛い。
サンジ「んじゃ、ちゃんと食って休めよ？旅はなげぇから。笑笑」
そう言って、私の頬にキスをした。
上機嫌に鼻歌を歌いながら吸い殻を捨て、
歩いて来た道を戻っていく。
もう時効なのかもしれない。
私は呪われていたのかもしれない。
いや違う。
彼が、解いてくれたんだ。
私に固く絡まっていた鎖を…。
幼い頃に受けた傷が痛むことはない。
みんなのおかげだ。
なんだか、今なら行ける気がする。
勇気なんてなくても前に踏み出せる気がする。
「ねぇ！」
後ろ姿に声をかける。
サンジ「ん？」
しらほしもケイミーも言ってたな。
そろそろちゃんと返事してあげないと
可哀想じゃないかって。
「…私、好きだよ？」
あなたと出会ったあの日から
サンジ「へ？」
あなたは私を愛してくれたから
「んふふ。好きになっちゃった。笑笑」
勢いよく、走り出す。
「うぉー！！！！！！受け止めろー！！！！」
ちゃんとお礼を伝えよう。
サンジ「は？………ハァ？！？！？！」
ちゃんと言葉で伝えよう。
「好きだよ！サンジ！」
サンジ「ちょちょちょちょ、ちょっと待て、一回止まれ、お前、勢いがすげんだよ！！！」
抱きついた途端、
彼は声を上げて倒れた。
何故だろう。
「受け止めろって言ったじゃん。笑笑」
今なら受け止められる。
サンジ「いや、は？？」
お母さん、お父さん…
村のみんな…優しい海賊団のみんな…
「んふふふ。愛してくれてありがとう。」
私はみんなの分まで幸せに生きるね！
サンジ「？！？！？！？！？！？！」
「愛してるぜ？サンジ？笑笑」
サンジ「っ！！！！！！！！！」
サンジ「馬鹿野郎ー！！！！！！！！」
彼の声に続くように
幸せの鐘が島中に響いたとさ。
ーーーーーーーーーーfin
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Snow(プロフ) - くぁさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！！この話を書いていた時、ちゃんと結ばれるか不安でしたが、なんとかかけました。安心してます笑笑。嬉しすぎるお言葉…本当にありがとうございます！更新も楽しみにお待ち下さり嬉しい限りです。本当にありがとうございました (2022年10月9日 6時) (
レス) id: 85dd9971f8 (このIDを非表示/違反報告)
Snow(プロフ) - 如月さん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！コメントまで…涙。本当にありがとうございます。楽しんで頂けて、嬉しいです。嬉しすぎて家で叫びました…笑。近所迷惑になってないことを願っています笑。改めて、本当にありがとうございました！ (2022年10月9日 6時) (レス) id: 85dd9971f8 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - コメント失礼します。完結おめでとうございます！そしてお疲れさまでした！夢主ちゃんとサンジくんが無事結ばれてよかったです！末永くお幸せに〜！更新される度嬉しくてしょうがありませんでした。楽しみを作っていただきありがとうございました！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page39 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最高でした！ (2022年10月8日 21時) (レス) @page39 id: 4efb850e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Snow | 作成日時：2022年9月19日 13時
