１話 ページ3
時間は少し前まで遡る
蝉の声が煩いある夏の日
私達は遊園地に遊びに行った
その日はとても平凡で、こんな日がずっと続くと思っていた
私も、メカクシ団の皆も
シン「あづい…ぜってーもう行かねぇ…」
モモ「お兄ちゃん煩い」
マリー「あ、ねぇキドジェットコースター乗りたい！」
キド・シン「ビクッ」
『あはは、楽しそ〜。いいねジェットコースター。シンタローも乗るでしょ？』
私がそう言うとシンタローは少し顔を赤らめたけど、だんだん顔がひきつってきた
シン「お…俺は遠慮しとくわ…」
キド「そうだな…俺達はここで待ってるから乗りたいやつだけ乗ってこい」
カノ「え〜せっかくだしみんなで乗ろうよ。あ、もしかしてキドとシンタロー君怖いの？」
キド「は、はぁ!？な、何を言ってるんだ！俺がそんなので怖がるわけないだろう！」
キドは真っ赤になって抗議したけど、キドが怖がりなのはもうみんな知っている事実
ちょっとからかってみようかな
『あ、そうなの？なら乗っても大丈夫だね』
キド「え、い、いや…そういう訳じゃ…」
カノ「じゃあシンタロー君は？」
シン「俺は乗らね…「乗りましょうよ！」」
エネちゃんが割って入ってきた
シン「何でだよ！俺は乗らねぇぞ！そんなの」
セト「大丈夫っすよシンタローさん！結構楽しいもんっすよ」
シン「俺の三半規管はお前らと違って貧弱なんだよ！ヒキニートの体力の無さなめんなよ！」
シンタローとエネちゃんが言い争いを始めた
エネ「あーっ良いんですかご主人？ご主人のこの秘蔵ファイル…何でしたっけ？えーと、[失恋サンデーポッブチューン]…ああ、ご主人の新曲ですか。これをネットの海に流しますけど。
…いや、良いんですよ？乗らなくても。私もご主人の恩身が心配なので。ま、乗らない場合はこれをネットに出しますけど…」
笑顔で恐ろしいことを言うエネちゃん
だんだんシンタローの顔が青くなっていく
エネ「さあ！どうするんですご主人！
乗らないでご主人の秘蔵ファイルがネットに流れ出るか、ジェットコースターに乗って醜態を晒すか！選んでください！！」
シン「要するにお前は俺に死ねと…？」
エネ「まさか！そんなことないです！…で、どうするんですか？」
シン「…乗るよ。乗ります。乗ればいいんだろ」
シン「早く帰りてぇ…」
シンタローのそんな呟きは大空に吸い込まれていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヤンデレ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴錬 - 私もシンタロー大好きでェェェェっす！その次がクロハ好きです！ (2018年3月27日 15時) (
レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
葉王(プロフ) - モノクロピエロさん» マリーちゃんあの見た目で腐女子だそうです…しかも公式なんですよ… (2018年2月9日 17時) (レス) id: b278757a7c (このIDを非表示/違反報告)
モノクロピエロ - あ、のでいりません (2018年2月8日 19時) (レス) id: 5303a853bd (このIDを非表示/違反報告)
モノクロピエロ - 裏が完全にドラマなどの裏でしたね……白く清く純粋なマリーがあのシーンを見たとなると……マリーが汚れてしまうので (2018年2月8日 19時) (レス) id: 5303a853bd (このIDを非表示/違反報告)
白蛇姫 - 裏で笑ったwww ヤンデレ大好きです！頑張ってください！応援してます！ (2017年6月27日 21時) (レス) id: 1c99583aa3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葉王 | 作成日時：2016年12月5日 22時
