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『ごめんなさい、大丈夫です』
「雨降ってるから早く中入った方がいいよ、風邪引くかもしれないし。じゃあ、」
『待って、』
引き返すかのように背中を向けた彼のことを、気づけば引き止めていた。
『こんな時間に、どこ行くの?』
「雨も弱くなってきたからその辺でしのぐ」
『行くところ無いの?』
「まぁ、そんな感じ」
『………じゃあ家、来る?』
気づけばそんなことを口走ってた。
酔ってただけ。これは一晩の過ちだから。
それに寂しい一人暮らしの荒んだ女子大生へのご褒美だ。
とか1人で言い訳を頭の中でぐるぐる考えるわたしに、
「俺のこと知ってる?」
と。
『同じ大学の人ですか?』
「んー、違うよ。まぁ、いいや。お世話になります」
『いいよ、朝までどうぞ』
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莉恋 - また続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
莉恋 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは膝に頭を乗せられるではないんでしょうか? (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
莉恋 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 .ページ18のここの部分 あぐらをかいて鏡の前で髪を乾かす○○←名前の膝に頭を載せられるのもペットの特権てことで。 (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - 更新楽しみにしてます〜! (2019年3月26日 15時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)
アコちゃん。(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» 使い方があまり分かっておらず外せていませんでした。不快にさせてしまい申し訳ありません。今は外してます。 (2018年9月19日 9時) (レス) id: c2ae3fb087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アコちゃん。 | 作成日時:2018年9月18日 12時